今週、スクーデリア・フェラーリの協力のもと、2022年用18インチF1タイヤのテストを行っているピレリは、テスト2日目の2月23日にはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.がデータ収集に当たったことを明らかにした。
テストはスペイン・ヘレスで行われ、初日22日にはルクレールが2022年用プロトタイプのインターミディエイトタイヤで110周を走った。2日目には、ルクレールとサインツがプロトタイプのスリックタイヤで合計85周を走行したということだ。
サインツはマクラーレン時代の2019年、18インチタイヤのテストでフランスのポール・リカールを走行した経験がある。
2022年、F1の技術レギュレーションが大幅に変更され、次世代マシンが導入される。そのタイミングで、現在13インチに定められているホイール径が18インチへと変えられることが決まっている。
18インチタイヤのコース上でのテストは2019年にスタート、メルセデス、マクラーレン、ルノーが走行を行い、2020年2月にはフェラーリがモディファイした2019年型SF90を使用してデータ収集を行った。
2021年にはピレリは合計30日間テストを行うことが許されており、各チームの協力のもとで2022年シーズンへの準備を整えていくことになる。スケジュール詳細はまだ明らかにされていない。