トップへ

東急バス「渋55」系統、幡ヶ谷折返所など廃止 - 4/1から区間を短縮

2021年02月23日 21:11  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
東急バスは「渋55」系統(渋谷駅~幡ヶ谷折返所間)について、4月1日から運行区間を渋谷駅~東北沢駅間に変更すると発表した。大山町停留所、消防学校前停留所、幡ヶ谷折返所停留所は3月31日をもって廃止となる。

「渋55」系統は渋谷駅~幡ヶ谷折返所間にて、おおむね1時間あたり2本(18時台は1本)運行。渋谷駅~東北沢間で東京大学駒場キャンパス付近を通り、東北沢停留所は小田急線東北沢駅付近の道路(東京都道420号鮫洲大山線)沿いにある。大山町停留所から先は玉川上水旧水路緑道と並行する道路を走り、終点の幡ヶ谷折返所停留所へ。バスのりばの約80m先にバス折返所を設けている。

幡ヶ谷折返所停留所は京王新線の幡ヶ谷駅や駅前の商店街から離れた位置にあり、場所もわかりにくい。渋谷駅方面のバスは甲州街道沿いの幡ヶ谷駅停留所からも高頻度で運行されている。「渋55」系統の東北沢~幡ヶ谷折返所間は各便で数名程度の乗車があるものの、利用者が多いとは言えない状況だった。東急バスは「渋55」系統に関して、路線維持努力を行ってきたものの、「依然として厳しい状況が続いている」と説明。4月1日から運行区間を変更することになった。

これにともない、3月31日をもって大山町停留所、消防学校前停留所、幡ヶ谷折返所停留所が廃止に。東北沢停留所は小田急線東北沢駅前広場に移設した上で、停留所の名称を「東北沢駅」に変更する。4月1日以降、東急バスの「渋55」系統は渋谷駅~東北沢駅間に短縮しての運行となる。(MN 鉄道ニュース編集部)