日本大学の文理学部心理学科教授である横田正夫氏の著書「アニメーションの前向き行動力 主人公たちの心理分析」が、3月11日に発売される。
【大きな画像をもっと見る】臨床心理学を専門に研究しており、過去にも「アニメーションの心理学」「大ヒットアニメで語る心理学 『感情の谷』から解き明かす日本アニメの特質」などアニメに関する著書を発表してきた横田氏。「アニメーションの前向き行動力 主人公たちの心理分析」では臨床心理学と精神分析の知見から、多くの観客を惹きつけたアニメを通して現在の日本人の心性を考察する。宮崎駿の「風立ちぬ」、新海誠の「天気の子」、今敏の「千年女優」、高坂希太郎の「若おかみは小学生!」、高畑勲の「かぐや姫の物語」などが、“前向き行動力”をキーワードに分析された。
※記事初出時、発売日に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。