ディオールの調香師にフォーカス、初のドキュメンタリー作品が公開

パルファン・クリスチャン・ディオールが、「ディオール（DIOR）」専属のパフューマー クリエイターであるフランソワ・ドゥマシー（Francois Demachy）のクリエイションに迫る初のドキュメンタリー映画「NOSE 調香師 ‒ 世界で最も神秘的な仕事」をApple TV、Amazon Prime video、Google playで公開した。

　ドゥマシーはフランス南東部のグラース出身。世界の香水界で最高峰の「ネ」（フランス語で鼻の意。類まれな調香師のこと）の一人として知られており、2006年に同職に就任後、ソヴァージュやミス ディオールといったシグネチャーフレグランスを手掛けた。また、有機栽培で香料花を育む若き生産者とパートナーシップを構築し、フレグランス製作を通じて15年以上にわたり地域の再生を支援している。
　映画はアルチュール・ド・ケルソゾンとクレモン・ボーヴェが監督を務め、ドゥマシーを約2年にわたり撮影。出生地のグラースをはじめ、スラウェシ島、アイルランドの海岸線、ノシべ島などを舞台に、原料の生産者の様子から調香までの創作過程を紹介する。公開を記念して、作品に登場する香りを用いた体験ツール「オドラマ」を製作。ディオールの公式オンラインブティックで税込5500円以上を購入し、ショッピングバッグ内でプロモーションコード「NOSE21」を入力した人に提供する。記載された上映時間の順にシールをめくることで、映画のシーンに合わせて香りを楽しむことができる。

■ディオール：公式オンラインブティック