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ヘンリー王子&メーガン妃は王家よりもカーダシアン家と気が合いそう? 夫妻の王室完全離脱に専門家が苦言

2021年02月21日 15:11  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ヘンリー王子夫妻は「由緒ある英王室の一員」から“リアリティースター”に成り下がった?(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年7月14日付Instagram「This evening, The Duke and Duchess of Sussex attended #TheLionKing European premiere in London at the Odeon Theatre.」』のスクリーンショット)
バッキンガム宮殿は現地時間19日、ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が今後、公務を行う“ワーキング・ロイヤル”の立場に戻ることはない―との声明を発表した。昨年3月31日をもって高位王族から引退し、その後1年間を移行期間としていた夫妻だったが、これで王室から完全に離脱する形となった。有名企業と大型契約を締結したり、テレビ番組への出演が予定されていたりと最近の夫妻はハリウッドセレブのような露出が目立っているため、ある王室コメンテーターは「英王室を汚す存在」「ウィンザー家よりもカーダシアン家との方が共通点が多い」など夫妻を猛烈に批判している。

先日、現在保持している軍の名誉称号や役職などが返上される予定であることが報じられたヘンリー王子・メーガン妃夫妻。この結論に至った背景には、エリザベス女王が「夫妻が王室の職務から離れれば、公務にともなう責務を今後も果たし続けていくことは不可能」と判断したためであり、女王自らがヘンリー王子・メーガン妃夫妻宛てにその旨を書き記したとされる。

「彼らの決断には全員が悲しんでいますが、公爵ならびに公爵夫人が今後も愛される王室メンバーであり続けることに変わりはありません。」

声明文は、愛する孫夫妻に対するそんな思いやりの言葉で締めくくられているが、のちに代理人を通じて発表された夫妻側の声明には、

「私達はその誰もが、奉仕の人生を送ることができます。奉仕は万人のためのものです。」

と記されていたため、これが「女王に対して無礼すぎる」「揚げ足を取るな」など批判を浴びることとなってしまった。

そんな中、王室コメンテーターのダレン・グライムス氏は『Express.co.uk』に対し、人々を魅了し続けていた由緒ある英王室を「ヘンリー王子とメーガン妃が汚している」と痛烈に批判。また「Netflix」ら有名企業との大型契約やテレビ出演など、最近の夫妻によるハリウッドセレブのようなメディアへの露出に次のように苦言を呈した。

「彼らはカリフォルニアで複数の契約や新たなプラットフォーム、そしてメディアからの注目やチープな画策を楽しめばいいんですよ。それを妬む気はありません。しかし英国の君主制度がサセックス夫妻に脅かされるとなれば、一大事です。」

「殿下、妃殿下たる人物が『Netflix』と契約を結んだり、オプラ(・ウィンフリー)のインタビューに応じるとは、なんとも下劣な行為であり、我が国や我々の大切な王室に対する屈辱的な行いです。」

そして英国の王家ウィンザー一族と、「プライベートの切り売り」「大した才能もないくせに」などと揶揄されることの多い米セレブのカーダシアン一族を例に挙げ、

「ヘンリー王子・メーガン妃夫妻は、ウィンザー家よりもカーダシアン家との方が共通点が多いようですね。英国、そしてロイヤルファミリーにとって、この夫妻の愚行は必要ありませんよ。」

とメッタ斬った。

ヘンリー王子は少し前にもハリウッドでダブルデッカーバスに乗った姿が目撃されており、英ラジオ司会者やジャーナリストらから「ただのセレブ」「悲しい成れの果て」と落胆コメントが寄せられたばかりだったが、グライムス氏はそんなヘンリー王子やメーガン妃を「王族からその神秘性を奪い取ってしまうリスクを冒した」「取り返しのつかない被害を被る前に、彼らに称号を返上させた女王の判断は適切だった」と辛辣なコメントも寄せている。

来月7日にはいよいよオプラ・ウィンフリーによる90分の特別番組『Oprah With Meghan And Harry: A CBS Primetime Special』が放送予定のヘンリー王子・メーガン妃夫妻だが、放送前からすでに「誰も得をしない」「100%後悔することになる」といった批判の声も少なくない。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年7月14日付Instagram「This evening, The Duke and Duchess of Sussex attended #TheLionKing European premiere in London at the Odeon Theatre.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)