使用方法もシンプルで、非侵襲的な診断が可能。診断では、患者の皮膚を金でコーディングされたフィルムに押しあてる。これにより、皮脂がフィルムに転写され、最大5 x 5cmで皮膚表面の痕跡を取得する。フィルムを溶液に浸し、電荷を与えると皮脂のない領域にポリマーが堆積。これをもとに高解像度3Dマップを生成する(デバイス使用の様子は動画で確認可能)。
手の甲のしわまでマッピング研究チームは、デバイスがさまざまな傷のパターンをマッピングできるのを実証した。さらには、手の甲のしわの複雑なネットワークでさえ3D画像にできることがわかった。
参照元:NTU Singapore team develops portable device that creates 3D images of skin in 10 minutes/ Nanyang Technological University, Singapore (NTU Singapore)