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“ロック様”ドウェイン・ジョンソン、2032年の大統領選に出馬? 「人々がそれを望むなら」

2021年02月19日 14:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

“ロック様”がアメリカ大統領に?
若き自身の姿を描いた新コメディ『Young Rock』が好スタートを切った俳優ドウェイン・ジョンソン。ドラマの世界では2032年の大統領選に出馬する設定になっているが、どうやら現実の世界でもその可能性はゼロではないようだ。

今月16日、NBCでホームコメディ『Young Rock』がスタートした。俳優ドウェイン・ジョンソンの半生を描いた同ドラマでは、幼少期、高校時代、大学時代とそれぞれのドウェインを3人の俳優達が演じており、涙あり笑いありのホームドラマは幸先の良いスタートを切った。ドラマの中では「2032年のアメリカ大統領選に出馬する」という設定で登場するドウェインだが、このほど行われた『USA Today』のインタビューの中で、将来その可能性がまったくないわけではないことを次のように明かしている。

「もし人々がそれを望むのであれば、僕は将来大統領選への出馬も検討するよ。本当に心からそう思っている。僕は決して軽率に答えてるわけじゃない。」

「(出馬は)国民次第だね…だから僕は様子を見て、人々の声に耳を傾ける。実情をしっかり把握して世論の動きに注意を払うよ。」

2017年の『GQ』のインタビューでも、いつか大統領になる可能性について「現実に起こり得ることではあると思う」と回答していたドウェインは、ドナルド・トランプ前大統領の当時の政策を間接的に批判しながら、このように語っていた。

「もし僕が大統領だったら振舞いには気をつけるね。リーダーシップも大切だ。皆のために責任を持つよ。」

「もし誰かと意見が衝突したとしても、反対する人達を排除したりはしない。僕ならむしろ、そういう人達を呼び入れるね。まずは彼らを招き入れて争点を話し合うよ。」

これまで公の場で自身の政治的見解を明かすことは少なかったドウェインだが、昨年9月には自身のTwitterでジョー・バイデン氏とカマラ・ハリス氏への支持を公に表明、バイデン新大統領誕生の際は

「僕が入れた一票は、幼い娘達の一票でもある。あの一票には人としての思いやり、良識、そして僕が娘達に伝えたい価値観や道理が込められていたんだ。僕にとっては、善良な人間であること、それがどれだけ大切なことかを象徴する一票だった」

と語り、アメリカの再生を誓うバイデン新政権を感極まりつつ祝福していた。

そんなドウェイン自身が大統領選に出馬するという設定でストーリーが展開する『Young Rock』、初回が放送された後のTwitterには、

「『Young Rock』っていう番組は、ロック(ドウェインの愛称)の2032年の秘密選挙キャンペーンか。」

「『Young Rock』を見ていて気がついたよ。アメリカを救うためには、いずれロックの助けが必要になる日が来るかもしれないってことに。」

など彼のリアルな世界での出馬をめぐるツイートが続出、 この日は“#Johnson2032”というハッシュタグも多数見られた。

“最もセクシーな男性”、“最も稼いだ俳優”、“全米一のフォロワー数を誇る男”など、これまで多数の肩書きを手に入れてきたドウェイン・ジョンソンだが、果たしてそこに“大統領”の肩書きが加わる日は実際に訪れるのであろうか?

(TechinsightJapan編集部 c.emma)