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英王室フィリップ王配、病院で3日目の夜を過ごす

2021年02月19日 10:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

英時間16日、ロンドン市内の病院に入院したフィリップ王配(画像は『The Royal Family 2020年7月22日付Instagram「Today, The Duke of Edinburgh has been succeeded as Colonel-in-Chief of @rifles_regiment by The Duchess of Cornwall, in a ceremony which took place at both Windsor Castle and Highgrove House.」』のスクリーンショット)
英時間16日にロンドン市内の病院に入院したエリザベス女王の夫、エディンバラ公フィリップ王配(99)。あくまでも「予防措置として」と伝えられているこのたびの入院だが、メディアは現地時間18日も王配が「病院で一夜を過ごしている」と報じた。

これまで70年以上の長きにわたり、妻エリザベス女王に寄り添いサポートを続けてきたエディンバラ公フィリップ王配。2017年8月に正式に公務から引退後は、公の場に姿を現す機会はめっきり減ってしまったが、73回目の結婚記念日を迎えた昨年11月には、孫ウィリアム王子とその妻キャサリン妃の3人の子供達、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子から送られた手作りのメッセージカードを嬉しそうに眺める光景がSNSで公開され、その変わらぬ凛々しい姿に称賛の声が寄せられた。

そんなフィリップ王配が英時間16日、ロンドンのキング・エドワード7世病院(King Edward VII’s Hospital)に入院した。バッキンガム宮殿の声明によれば、今回の入院は主治医からのアドバイスによるもので、あくまでも予防措置とのこと。持病の経過観察と休息のため、数日間は入院する予定になるという。数日間にわたり体調不良を訴えていた後での入院ということだが、王配は入院の際に救急車は使用せず車で病院に向かったこと、降車後は人の手を借りず自力で歩行し病院内へと入っていったことなどを『BBC』が報じている。

ちなみにエリザベス女王とフィリップ王配は今年1月にそろって新型コロナウイルスの1度目のワクチンを接種済みで、このたびの王配の入院は新型コロナとは無関係ということだ。

1921年生まれの王配は、国王及び女王の“配偶者”として英王室史上最高齢で、今年6月10日には100歳の誕生日を迎える。王室ではパンデミックの影響を鑑みながら、このマイルストーンを祝福しようと記念イベントを企画中だ。しかし“大の祝事嫌い”で知られる王配、イベントには「関わりたくない」と極めて非協力的な態度で人々の手を煩わせているもよう。関係者は『Express.co.uk』に、

「乗り気でない参加者を抱えている―とでも言いましょうか。」
「当事者がそれを望まなければ、計画を実行することはできませんからね。」

と愚痴をこぼしていたという。

「女王を笑わせる能力は天下一品」「女王の成功と幸せの陰の立役者」「女王が最も信頼を寄せるアドバイザーの1人」など、王室評論家や作家達の間でその人柄や功績が大変高く評価されているフィリップ王配。王室メンバーはもとより、国民や世界中のロイヤルファン達も王配が再び本調子となり、憎まれ口の1つや2つを叩く姿が見られることを心から願っていることだろう。

画像は『The Royal Family 2020年7月22日付Instagram「Today, The Duke of Edinburgh has been succeeded as Colonel-in-Chief of @rifles_regiment by The Duchess of Cornwall, in a ceremony which took place at both Windsor Castle and Highgrove House.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)