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高田賢三氏の私物がオークションに、美術品や家具など600点

2021年02月18日 19:02  Fashionsnap.com

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Kenzo Takada photographed at home by Mitchell Geng.
パリのオークションハウス「アールキュリアル(Artcurial)」が5月11日に開催するスペシャルオークションで、昨年10月に逝去したデザイナー高田賢三氏のパーソナルコレクションが出品される。同氏が晩年を過ごしたパリに構えるアパルトマンの家具や絵画、オブジェなど約600点が競売にかけられる。

 オークションでは、漢時代の馬の木像(落札予想額は約255万~382万円)や、3世紀の仏像(同約127万~191万円)、エミール・ジャックス・リュールマン(Emile-Jacques Ruhlmann)によるプレイエル(PLEYEL)のグランドピアノ(同約51万~76万円)、ウィリアム・エグルストン(William Eggleston)の13枚の写真(同約255万~510万円)などを出品。食器類は、高田氏自身が制作したガラス器や磁器、日本の石器に加え、エンブレムを刻印したバカラのクリスタルグラスといった約60点が揃う。
 5月7日から10日まで開催する展示会で、アパルトマンのインテリアを再現するほか、オンライン限定オークションに高田氏によるワードローブ100点(同約1万2000~12万円)を出品する。
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■アールキュリアル:公式サイト