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吉住、アレンジコントでバナナマンら大先輩を唸らせる 視聴者も「クオリティ高すぎ」

2021年02月18日 17:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『R-1グランプリ2021』決勝に進出した吉住(画像は『吉住 2018年5月16日付Instagram「新しい宣材写真撮影してきました。」』のスクリーンショット)
2020年の『女芸人NO.1決定戦 THE W』で優勝し、3月7日に行われる『R-1グランプリ2021』決勝戦へ駒を進めたピン芸人の吉住。彼女が所属するプロダクション人力舎は、2020年6月に発覚した渡部建(アンジャッシュ)の不倫スキャンダルに振り回され続け、重苦しい空気のまま新しい年を迎えようとしていた。しかし同年12月14日の『THE W』決勝で吉住が優勝すると、社内の雰囲気は一変。吉住は社長から「本当にありがとう」と深々と頭を下げられるほど、人力舎に2021年への希望をもたらしたのだ。

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17日深夜放送の『バナナサンド』(TBS系)“芸人のネタコーナー”で、小島よしおが14年前から続けている鉄板ネタ「そんなの関係ねぇ!」をお笑いコンビのおいでやすこが、錦鯉、カミナリが漫才で、吉住が一人コントでアレンジした。どの組も自分たちの持ち味を生かしたネタに仕上げていたが、バナナマンとサンドウィッチマン、ゲストのカンニング竹山、そして本家の小島を「すごい!」「上手い」と唸らせたのが吉住であった。

幕が開くとフリルの襟元が清楚なワンピース姿でマイクの前に立っていた吉住は、なぜか男らしい“角刈り”である。無名のバンドマンからプロポーズされた彼女は、自分との結婚にどれほどの覚悟があるのか試すため、就活の最中に美容室へ駆け込み「とにかく真四角にしてください」と頼んだという。彼女の突然の“角刈り”姿に戸惑う男性と、「あなたは私が支えるから、安心して!」と前のめりになっている女性とのシュールなやり取りに、スタジオの先輩芸人のみならず視聴者もどんどん引き込まれていった。

ツイッターでは「構成・アレンジ力全てクオリティ高すぎて震える。このコーナーのためにわざわざ作ったのだろうか。凄いなぁ」、「吉住さんの“そんなの関係ねぇ”、面白いを超えて感心してしまった」、「吉住さんすごいなー。ネタ面白い上にリズム感ある」と絶賛の声が多数あがり、「頭ひとつ抜けてるな。R-1獲れちゃう気がする」という声まで見受けられた。なにより小島が「裸にもならず、一歩も動かずにあんなに面白いなんて」と舌を巻くほどだったのだ。


同番組の放送前に更新した『吉住(よしずみ)(YOSHIZUMI_2015)ツイッター』には、“角刈り”のかつら合わせをしている写真を添えて「小島よしおさんのそんなの関係ねぇを継承するためにオリジナルネタをやりました。」、「マネージャーさんからは『なんか殻を破ろうとしてたのは感じました。』と言われました」と述べている。『THE W』の優勝で一気に知名度が上がった吉住が、『R-1』決勝の舞台でさらに進化した“恋愛”ネタコントを見せてくれそうだ。

画像1、3枚目は『吉住 2018年5月16日付Instagram「新しい宣材写真撮影してきました。」』『吉住(よしずみ) 2021年2月17日付Twitter「TBS【バナナサンド】今日。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)