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ワークマン自己修復機能付き「洗えるフュージョンダウン」が売上に貢献、2年かけて開発

2021年02月15日 20:42  Fashionsnap.com

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洗えるフュージョンダウン リペアテック™ダウンフーディ Image by: FASHIONSNAP.COM
ワークマンが昨年10月に発売した「洗えるフュージョンダウン リペアテック™ダウンフーディ」の売れ行きが好調で、2021年3月期第3四半期の売上にも貢献した。天然ダウン45%とフェザー5%に吸湿発熱綿50%を組み合わせた人気シリーズ「洗えるフュージョンダウン」の新作として登場し、釘や針などの突き刺しによる穴を自己修復する機能を備える。 こちらもチェック ワークマンが撥水加工を施した初のビジネススーツを製作、価格はセットアップで4800円

 同製品は特殊製法を施した新開発素材リペア テック(REPAIR-TECH)を採用したアイテムで、穴を自己修復することでダウンの保温効果を高めるほか、ダウンの吹き出し・空気抜けを軽減。開発期間には約2年を要したという。裏地には保温性が高いブラックアルミ加工を施した。カラーはブラック、ダークイエロー、カーディナルレッドの3色展開で、重衣料にも関わらず価格は税込3990円という手頃な価格設定を実現した。

 売上高や販売枚数に関する具体的な数値は非公開としているが、好調の要因についてワークマンの広報担当者は「ダウンなのに低価格であることや自宅で洗濯できること、自己修復機能が付いていることが大きい。またテレビをはじめとするメディアで多く取り上げられたことも要因のひとつ」と話す。現在は店舗と公式オンラインストアいずれも完売状態となっており、顧客からは生産枚数の増加を望む声が多く寄せられている。今期の再販は予定していないが、2021年秋冬シーズンで同製品の生産を検討しているという。

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