トップへ

世帯年収1200万円以上の暮らし「車種によっては外車2台持ちも可能」「自宅は都内一等地で1億円弱」

2021年02月12日 18:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

世帯年収1200万円以上なら、裕福な生活を送れるように感じる。日本の平均世帯年収547万5000円(厚生労働省調べ)の倍以上だが、世帯年収1200万円以上の人たちは、自分の収入をどのように感じているのだろうか。(文:コティマム)

「余裕はない」が「住み替えのためのマンションは買える」

「夫42歳、妻35歳で世帯年収1200万円くらいですが、余裕はないです。朝晩は妻の手料理。昼は1000円程度の外食。都内に4000万円程度の1LDKのマンションを買って住んでいます。5000~6000万円の住み替え用マンションが買えるか買えないかくらいの感じ」(東京都/40代前半/男性/IT・通信系/正社員)
「世帯年収1500万円だが、余裕はあまりない。ただ、車種によっては外車の2台所有も可能だと思う。気づかないうちに生活水準が上がっている」(千葉県/30代後半/男性/メーカー系/正社員)

「余裕はあまりない」と言うものの、マンションの住み替えや外車の2台持ちも可能なことから、年収1200万円以上にはそれなりの「ゆとり」があると思われる。

「現在、夫婦とも30代前半。世帯年収で1500~1600万円ほど。子ども2人。上を見ればキリはないが、平均と比べれば余裕はあると思う。海外旅行には年1、2回行けるし、外食も月に10回以上は行く。自宅も都内一等地で1億円弱。だが無駄なものにお金を払うのは嫌なので、節約するところはしている」(東京都/30代前半/男性/金融・保険系/正社員)

億単位の家を買い、海外旅行や外食にも行けるという男性。ただし無駄遣いはせず、必要なものだけにお金を使っているようだ。

年収1700万円男性「独身なら違っていたでしょうね」

世帯年収1200万円以上でも、「慎ましい生活」を心がけている人もいる。

「夫婦共働きで世帯収入1200万円くらい。贅沢はできないけど、スーパーで値段を気にせず物を買えるくらいの心の余裕はあります。ただ住宅購入や老後の生活を考えると安心できる額とは言えないので、慎ましく暮らしていこうと思っています」(東京都/40代後半/女性/医療系/パート・アルバイト)
「世帯年収1200万円ですが、都下に家を持ち静かに暮らしています。家族がいるため余裕はありません」(東京都/40代前半/男性/IT・通信系/個人事業主)
「世帯年収1700万円。確かに余裕はありますが『自分が思っていた余裕』とは全然違いました……。所得税は高く、さまざまな行政保障もない。小学校に通う子ども2人の教育費もあるし。独身なら違っていたでしょうね」(福島県/40代前半/男性/サービス系/個人事業主)

高所得のために税金の恩恵を受けられず、教育資金や老後資金の準備を考えると「楽観的ではいられない」との声が多く見られた。新型コロナウイルスによる不況もあり、先行きが不透明な世の中。収入が高くても、「締めるところは締める」人が多いようだ。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」や「男だから」「女だから」自分の性別がマイナスになっていると感じたことなどのアンケートを実施しています。

-----

【あわせて読みたい】
「妻が専業主婦になったのが痛い」世帯年収600~800万円の男性陣
世帯年収600~800万円のリアル「固定資産税の延滞金がサラ金より恐ろしかった」