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ROOKIE Racing、2021年はORC ROOKIE RacingとしてS耐にGRスープラ、GRヤリスを投入へ

2021年02月12日 16:31  AUTOSPORT web

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2020年スーパー耐久第5戦オートポリス ROOKIE RACING GR SupraとROOKIE RACING GR Yaris
2月12日、TOYOTA GAZOO Racingは2021年のモータースポーツ活動について、すでにWRC世界ラリー選手権やWEC世界耐久選手権、スーパーGT、全日本スーパーフォーミュラ選手権等発表済みの内容に加えた活動内容を発表した。このなかで、スーパー耐久では『モータースポーツでクルマを鍛える』活動として、ORC ROOKIE Racingが2021年もGRヤリス、GRスープラを投入することになった。

 TOYOTA GAZOO Racingはこれまで、WECやWRCなどの世界選手権をはじめモータースポーツシーンを通じて“クルマを鍛える”活動を行ってきたが、国内でもROOKIE RacingがGRスープラ、GRヤリスでスーパー耐久シリーズに参戦を開始。モータースポーツを起点にした“もっといいクルマづくり”に向けて取り組んできた。

 このROOKIE Racingの活動では、シーズンで参戦した蒲生尚弥や井口卓人、佐々木雅弘、河野駿佑らのプロドライバーに加え、MORIZOや豊田大輔、小倉康宏といったジェントルマンドライバー、さらに富士では矢吹久と、メーカーの評価ドライバーが参戦するなど、多様なドライバーがステアリングを握り、課題を見つけ改善に取り組みんだ。さらにGRスープラがST-1で、GRヤリスがST-2でチャンピオンを獲得している。

 2021年は新たにチーム名も『ORC ROOKIE Racing』とし、ROOKIE RACING GR Yaris、ROOKIE RACING GR Supraの2台を投入することになった。TGRは引き続きROOKIE RacingとともにGRスープラ、GRヤリスを鍛え、もっといいクルマづくりを推進するとしている。

 今回の発表では、具体的に誰がどのマシンをドライブするかは発表されていないが、MORIZO、小倉、佐々木、豊田、井口、蒲生といった2020年もドライブしたメンバーに加え、松井孝允、山下健太らの参戦を予定していることが明らかにされた。

 なお今回の発表では、ST-Zに参戦が見込まれるGRスープラGT4についてもカスタマーモータースポーツ活動のなかで触れられたが、具体的なレース活動こそ明らかにされていないものの、スーパー耐久等のシリーズで日本では7台が参戦するすることが明らかにされた。