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アルペンの水野泰三会長が退任、強制わいせつ致傷・窃盗・暴行で逮捕

2021年02月12日 12:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

アルペン公式サイトより
スポーツ・アウトドア用品を展開するアルペン(Alpen)が、強制わいせつ致傷と窃盗、暴行の疑いで水野泰三代表取締役会長が愛知県警中署に逮捕されたことを受けて、2月12日付で同氏が退任することを発表した。

 水野氏は1972年にアルペンを創業。名古屋市押切にオープンした約15坪のスキーショップから始まり、1976年には愛知県一宮市へスポーツ業界初の郊外店を出店した。ウィンタースポーツブームと共に、低価格戦略や郊外大型店の出店などで業績を伸ばし、現在はスポーツウェアブランド「ティゴラ(TIGORA)」やゴルフブランド「コルウィン(Kolwin)」、スキー用品を扱う「ハート(Hart)」などのブランドを展開している。
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 アルペンは水野会長の逮捕を受けて「このような形で当社役員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、お客様、株主の皆様、お取引先企業様、ならびに当社グループに関係する全ての方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントを発表。同氏から「取締役としての職責を十分に果たすことができないため、取締役を辞任したい」といった旨の申し出があり、2月12日開催の取締役会において辞任を受理したという。
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