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マッシュビューティーラボが酒蔵とスキンケアブランドを始動、酒粕の成分を使用

2021年02月11日 11:02  Fashionsnap.com

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フレナバ ナチュラル&オーガニック Image by: FASHIONSNAP.COM
マッシュビューティーラボが金沢の酒蔵 福光屋と共同で、スキンケアブランド「フレナバ ナチュラル&オーガニック(FRENAVA natural & organic)」を開発した。2月22日から全国のコスメキッチン(CosmeKitchen)とオンラインストアで取り扱う。

 1625年に創業した福光屋は金沢で最も長い歴史を持ち、「加賀鳶」や「黒帯」「福正宗」といった代表銘柄を製造。酒蔵の職人の手肌のきめ細かさに着目し、醗酵と美容の関係について行った研究をもとに、2003年から化粧品事業に参入している。
 フレナバ ナチュラル&オーガニックは「触れなば落ちん風情」ということわざからインスパイアされ、思わず肌に触れたくなるようなアイテムを展開。デビューコレクションでは、肌に負担をかけずになめらかに洗い上げるクレンジングクリーム(4180円)、シンプルな処方で潤いを与えるローション(4840円)、みずみずしくなめらかな肌を保つ美容液(5940円)、軽いテクスチャーでありながら弾力のある肌に導くエモリエントオイル(6600円/いずれも税込)をラインナップする。
 ブランドの立ち上げに際し、福光屋が手掛ける有機栽培米を100%使用した4種類のオリジナル原料「有機コメ発酵液」「有機酒粕パウダー」「有機酒粕エキス」「有機酒粕オイル」と、エコサート認証のグリセリンで抽出した「日本酒酵母エキス」を開発。また、白山麓の天然水とクロモジ葉を用いた水蒸気蒸留法で、保湿効果のある蒸留水やフレッシュな香りを生む精油を抽出し、各アイテムに取り入れた。香りは植物研究家の風間ゆみえが監修し、爽やかさと甘さをバランスよく組み合わせたという。外箱には化学薬品を使用せずにつくられたオーガニックペーパー「コスキチペーパー」を採用し、容器は出来る限りガラスやリサイクルプラスチックを使用している。

■コスメキッチン:公式サイト