トップへ

『PRODUCE 101 JAPAN』発の円神 宮里ソル、熊澤歩哉、A.rik……プラスαの才能を発揮するメンバー

2021年02月11日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

円神-エンジン-『Say Your Name / ENJIN』

 2021年2月10日、1st両A面シングル『Say Your Name / ENJIN』をリリースした9人組のパフォーマンスユニット、円神-エンジン-。歌、ダンス、芝居と、様々な形で個性が光る新しい形のパフォーマンスを見せてくれているが、それ以外の分野でも才能を発揮しているメンバーが少なくない。


(関連:“プデュ”発の円神 中本大賀、草地稜之、中林登生……ドラマ出演などで演技の経験を積むメンバー


 まず挙げたいのは、宮里ソル。宮里は、世界で3位になったこともある空手が特技だ。『PRODUCE 101 JAPAN』の1分PRではその空手の型を披露していた。空手で磨かれた礼儀正しさの中に、男らしさが見えるのも宮里の好感度の高さの要因だ。竹を割ったような真っ直ぐさが魅力的で、パフォーマンスにもそれが表れている。インタビューの中でも「僕の強みは、恥じらいとか照れとかを捨てられるところだと思う」(引用元:ViVi)と語っており、歌もダンスも未経験ながらも『PRODUCE 101 JAPAN』で常に全力でパフォーマンスをして見る人の目を惹きつけていた。円神結成後のデビューステージ『nonagon(ノナゴン)~始まりの音~』でも、主人公を真っ直ぐに演じていたことは記憶に新しい。空手で培った彼の真っ直ぐさと礼儀正しさ、男らしさは円神メンバーとしてのキャリアにもプラスになっていくだろう。


 キュートなキャラが板についている、熊澤歩哉もプラスαの才能の持ち主だ。熊澤は『PRODUCE 101 JAPAN』参加前に声優の養成所に通っており、声優として仕事をした実績もある。1分PRや公式YouTubeチャンネルにアップされている「【河本準一さん×円神】自己紹介講座」でも、声優っぽくセリフを言うという特技を披露している。


 次長課長・河本も、シンプルに「いい!」と褒めていたように、声が聞き取りやすいのは大きな武器になるだろう。特に見た目の雰囲気とは裏腹に低音が響くのも魅力である。「円神 Episode ZERO ~始まりの姿~ #2」では、自ら努力ができる姿も見せていた熊澤。声優養成所で培ってきた才能をさらに磨き上げていくことで、熊澤ならではの道が拓けそうだ。


 そして、A.rik。ゆっくりした喋り方と独特の雰囲気をまとう彼は、地元・沖縄でグループ活動をしていただけあり、歌もダンスも器用さを見せている。『PRODUCE 101 JAPAN』ではリーダーを務めてチームメンバーを引っ張っているシーンもあり、フワフワした雰囲気とは裏腹に熱さも秘めている不思議な魅力がある人物だ。そんなA.rikはその独特の世界像を活かし、アパレルブランド「oopsh(ウップシュ)」を展開している。「大人だからこうしないといけないとか、この年だからあの洋服は着られないよとか、そういうのに僕はとらわれたくない。年齢関係なく、好きなものに挑戦して欲しい」(引用元:WWD)という思いが込められており、自由かつ、自分の感性を大切にしたデザインが好評だ。目指す姿を「ファッションアイコンとしても活躍しているような(存在)」と語る彼は、着実にその姿を実現していきそうだ(引用元:ViVi)。


 強い個性を持つこの3人のほかにも、それぞれ強みを持つメンバーが集まっている円神。今後、彼らはどこまで名を轟かせていくのだろうか。楽しみに見守りたい。(高橋梓)