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メンズスキンケア「バルクオム」が海外展開加速 アメリカ進出が決定

2021年02月10日 16:42  Fashionsnap.com

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メンズスキンケアブランド「バルクオム(BULK HOMME)」がアメリカに進出すると発表した。日本時間2月15日から自社ECで販売し、3月20日からは認知度を高めるためにアマゾンでの展開を開始。また、「Tokyo Central」ガーデナ店などのバラエティショップ約20店舗での販売も計画しているという。

 バルクオムは2013年のブランドデビュー時から「メンズスキンケアブランド世界シェアNo.1」を掲げ、積極的に海外展開を促進。アメリカを含めると、計11の国と地域に進出することになる。
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 アメリカの調査会社「Research and Markets」によると、全世界のメンズグルーミング市場の推計は2018年時点で年間約6兆5000億円。2024年には約8兆7000億円に達すると予測している。中でもアメリカは世界最大級のメンズグルーミング市場に成長しており、ユーロモニター・インターナショナルによると2019年の市場規模は約9200億円だったという。シェービング製品がメインとなっているが、近年はインターナショナルブランドを中心にスキンケア商材が拡大。バルクオムはアメリカの市場規模の大きさに加え、日本以上にEコマース文化の浸透率が高い傾向にあることから、「海外展開をする上で欠かすことのできない市場」と考え、進出を決定したという。
 展開商品は洗顔料「THE FACE WASH」、化粧水「THE TONER」、乳液「THE LOTION」、シャンプー「THE SHAMPOO」、トリートメント「THE TREATMENT」、頭皮美容液「THE SCALP SERUM」、洗顔ネット「THE BUBBLE NET」の7商品。他の製品については順次展開を予定している。日本と同じD2Cビジネスモデルのテストを行っていく方針で、具体的にはデジタルマーケティングを中心に高品質という点を訴求し、認知度向上を目指す。初年度の目標売上高は非公開。取扱店舗数は30店舗に拡大したい考えだ。
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