「ニートの日」でおなじみの2月10日、今年も「ニートまつり2021」が開催される。例年リアル会場で開催していたニートまつりだが、15回目となる今回はオンラインで実施する。
2月10日の18時半~20時半(若干の変更あり)にYouTube上で配信。無料チケットに申し込む必要がある。トークライブにはニート経験者、支援者、独自の"ニート的生き方"を極める先駆者が登壇する。
ステイホームで「家族と会う時間が増えてプレッシャー」と感じているニートも
ニートまつりは"ニート的感性"で「働く・生きる」ことについて考えるイベント。運営元のニュースタート事務局は公式サイトで、新型コロナウイルスがニートにも影響を及ぼしていると説明する。
もともと長くニートや引きこもり状態だった人たちの中には「家族と会う時間が増えてプレッシャー」「この先自分が働ける場所なんかもうないんじゃ…」と不安を感じる人もいるはずとコメント。自身の働き方に疑問を感じている人については「"変わること"を求められる中で、悩みが生まれているかもしれません」と綴る。
「だからこそ、今、私たちは伝えたい。『がつがつしない、蹴落とさない、ちょっぴり役に立ちたい…』多くのニート・引きこもり経験者の中に眠る、そんな『ニート的感性』の出番だと」
トークライブには「山奥ニート」の葉梨はじめさん、現在台湾で"隠居生活"を行う大原扁理さん、ライターの武田砂鉄さん、世の中に馴染めなかった人たちを受け入れるシェアハウス「いろり亭」を運営する木本一颯さんが登壇する。
オンライン開催について、運営元のニュースタート事務局は「これまで、ニート祭りに行きたいけれど、東京は遠い…とあきらめておられた方も、むしろオンラインの方が参加しやすくてラッキー!という方も、毎年参加してます!という常連の方々も」と参加を呼びかけている。