オリジナルTVアニメ「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」の制作発表会が、本日2月9日に東京・明治座にて開催された。この日メインキャストとして発表された三森すずこ、蒼井翔太、Raychell、伊藤彩沙、小林親弘、さらにアニメーション制作を務めるBAKKEN RECORDの大松裕プロデューサー、ブシロード代表取締役会長・木谷高明氏が登壇した。
4月6日より日本テレビほかにて放送される「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」は、徳川慶喜が権力を維持し続けているという“明治64年”のパラレルワールドの日本を舞台にしたオリジナル作品。政権打倒を目論む反体制派組織クチナワと、その駆除を任された徳川政府の闇組織・鵺(ぬえ)を中心に物語が展開されていく。同作の成り立ちについて、歴史好きだという大松プロデューサーは「戊辰戦争で新政府軍が勝って明治維新が起きるんですが、そこで徳川政府が勝っていたらどうだったんだろうとずっと思っていまして。その妄想をアニメーションでやってみようとなった」と語る。学生時代は歴史が得意ではなかったという三森は「まったくない年号なので、ファンタジーとして受け入れられるなと思ってワクワクしました」と、作品の設定に魅力を感じたことを話した。
作品の見所を聞かれた場面では大松プロデューサーが、企画を立てるときには「キャラクター」「世界観」「物語」の3つの中でどれを優先させるのかを考える、と自身のやり方を述べる。続けて「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」では「濃い物語をなるべくスピード感を上げてやろうと考えて作りました。まずは濃厚なドラマを楽しんでいただければ。一風変わった舞台設定も用意しているので、そのビジュアルも楽しんでほしいです」と伝えた。さらに当初はキャラクターが弱いかもしれないと思っていたことも明かしながら「皆さんに演じていただいて、全然大丈夫だなと実感しましたので、すべての要素で楽しめると思います」と自信をのぞかせた。
■ オリジナルTVアニメ「擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD」 □ 放送情報 日本テレビ:2021年4月6日(火)より毎週火曜日25:29~ BS日テレ:2021年4月7日(水)より毎週水曜日24:00~ CS日テレプラス:2021年4月13日(火)より毎週火曜日24:30~