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西野亮廣 “プペル美術館”資金難の記事を一蹴「10億円だけだったらすぐに着工している」

2021年02月09日 17:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

大切なのは「お金よりも人」と西野亮廣
1月30日付で吉本興業とのマネジメント契約を終了した西野亮廣(キングコング)が、2月9日発売の女性週刊誌が報じた「吉本退社による資金不足で“プペル美術館”の建設危機」の記事についてブログで反論している。「美術館建設のハードルが“10億円”だけだったら、今すぐにも着工している」と述べており、建設まで時間をかけているのは別の理由があることを説明した。

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自身の執筆した絵本『えんとつ町のプペル』の世界を忠実に再現した美術館によって「地元の兵庫県川西市を盛り上げたい」とクラウドファンディングを行った西野亮廣。目標金額の5,000万円を大きく上回り、2018年12月10日に6,256万円で終了した。しかし同月のインタビューで、美術館だけではなく周辺に街もつくる願望を明かしており「15億円どころの話じゃない」と答えている。また「建設予定地の近隣住民との方と交流を深めたり、場合によっては説明会も必要になる」とお金以外の問題もあると話していた。

この“プペル美術館”の建設については時間がかかると説明していたが、9日発売の『女性自身』(光文社)が、突然発表された西野の吉本退社により資金面で立ち行かなくなるのではないか―と報じたのだ。

この記事に対し、西野は同日に更新したブログで「こんなの相手するのも面倒なんですけども、一応ご説明させていただきます」と反論している。まず美術館を建設するだけの費用が10億円だけだったら、自分の会社の財務状況であれば全く問題はないという。しかし実際に美術館をつくって運営していくには「地元の方に応援していただく」というのが一番大事で、「これに関しては、僕自身も甘く見積もっていた部分がある」と認めた。地元のイベントを手伝い、地元の人と飲食を共にし、時間をかけて何度も話し合い、「西野君がやるのなら、応援しますよ」と心からの声がもらえなければ前には進めないというのだ。

西野は当初から、このプロジェクトは10億円では済まないと考えている。だが「『お金をどこから借りるか?』というだけの話で、『吉本興業からはさすがに借りづらいよね』というだけの話」と言い、資金面についてさほど心配はしていない。それより地元の方々から手放しで応援してもらえる環境が整わなければ、“プペル美術館”の建設は難しいと西野は考えているようだ。

画像2枚目は『NISHINO EHON 2021年1月21日付Instagram「おはようございます。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)