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スズキ、フラッグシップの大型二輪車・新型「Hayabusa」を発表

2021年02月09日 17:42  マイナビニュース

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
スズキは2月末頃より、フラッグシップの大型二輪車「Hayabusa(ハヤブサ)」を全面改良し、欧州をはじめ北米、日本など全世界で順次販売を開始する。

3代目となる新型「Hayabusa」は13年ぶりの全面改良モデルとして、初代から続く開発コンセプト「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」のもと、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能をさらに進化させた。

一目で「Hayabusa」とわかるデザインは、流麗なフォルムに大胆な面使いと前傾姿勢でシャープかつエッジの効いたスタイリングを採用。ボディーカラーはフロントフェイス左右にある吸気口、ボディー側面、リヤまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを用いたツートーンカラーとした。また、吸気口の縁にはポジションライト組込型ターンシグナルを同社の二輪車として初採用した。

1,340cm3直列4気筒エンジンは、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより、低中速域における出力とトルクを向上しながら、空力特性の追求によって高速性能を落とすことなく、欧州で2020年より新型の二輪車を対象に導入されている新しい排ガス規制「ユーロ5」に対応した(欧州仕様車)。

新搭載の電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、出力特性、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5つの制御を設定パターンから選択できるSDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)を採用した。

そのほか、設定速度を超えないようにするスピードリミッターを二輪車で世界初採用した(2021年2月現在。同社調べ)。各種の電子制御のモード数を多く設定することで、街乗りからツーリング、サーキットまでの様々な走行シーンやユーザーの好み、技量に対応できるようにしたという。(エボル)