トップへ

服飾在庫処分のshoichiが「ミカヅキモモコ」一部店舗を事業譲受

2021年02月09日 14:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
アパレル・服飾雑貨の在庫処分業のshoichiが、三日月百子が運営する300円均一のバラエティ雑貨ショップ「ミカヅキモモコ」事業の一部店舗を事業譲受すると発表した。

 今回の事業譲受では、ミカヅキモモコが雑貨商品やキャラクターグッズの取り扱いが多いことから、shoichiでの展開商品の拡大およびシェア向上が見込めると判断。商標も譲受し、今後は店舗名を引き継いで運営していく。
 三日月百子は、20~30代の子育て世代を中心に、学生も含む若年層を主要ターゲットにインテリア雑貨やファッション雑貨、アクセサリーなどを展開。外国人観光客からの人気が高かったことからインバウンド需要を獲得し、2018年1月期には売上高30億2400万円を計上していた。しかし、100円均一ショップをはじめとする競合店の影響による収益の低下や、新規出店に伴う借入金が負担となり、業績が悪化。新型コロナウイルス感染拡大の影響から売上回復の見通しが立たなくなっていたことから、2月8日に自己破産申請の準備に入った。
関連記事 「ミカヅキモモコ」運営会社が自己破産、競合店や新型コロナが影響