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マッシュから「スナイデル ビューティ」がデビュー、幅広い年齢層に訴求

2021年02月09日 11:02  Fashionsnap.com

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マッシュビューティーラボから、新メーキャップブランド「スナイデル ビューティ(SNIDEL BEAUTY)」がデビューする。2月22日から公式オンラインストアで先行予約を受け付け、3月3日に1号店を新宿ルミネ2に出店以降、順次実店舗をオープンする。ディレクションは新規ブランド開発室ディレクターの石川雅子氏が担当。メインターゲットは設定せず、年齢や性別を問わず幅広い層に打ち出していく。 関連記事 マッシュHDがコスメブランドの自社開発に注力「輸入ばかりには頼れない」

 スナイデル ビューティーでは「ニュークリーンビューティー」をコンセプトに、アルガンオイルやホホバ種子油などの天然由来成分を用いたアイテムを展開。約1年かけて商品を開発し、デビューコレクションではポイントメイク、ベースメイク、スキンケアの約90品目をラインナップする。
 ポイントメイクではルージュ(全17色、2800円)やリップケアカラー(全6色、2800円)、6色入りアイシャドウパレット(全6種、5800円)、寒天ベースの単色アイシャドウ(全10色、2800円)、マスクに色移りしにくいチーク(全10色、3300円)、お湯でオフできるマスカラ(全5色、2800円)、アイライナー(全6色、2800円)を用意。ベースメイクからは美容液を兼ねたプライマー(3300円)、クッションファンデーション(全4色、4500円・レフィルは3800円)、フェイスパウダー(全4色、3300円)、ハイライトやチークにも使用できるグロウスティック(全4色、3300円)を展開する。単色アイシャドウやチーク、ベースメイクアイテム4種はいずれも石鹸で洗い流せる処方に仕上げた。パッケージは肌馴染みの良いスキンゴールドで統一し、手に取りやすいデザインにしたという。
 スキンケアでは100%天然由来のクレンジングオイル(3300円)、洗顔フォーム(2800円)、ローション(3600円)、ビタミンC誘導体配合の美容液(4300円)をラインナップし、いずれもサトウキビ粕を原料としたバイオマス樹脂を用いたボトルに収めた。このほか、ツールアイテムとしてトウモロコシ由来の素材を用いた人工毛のチークブラシ(3300円)とアイカラーブラシ(2200円/いずれも税別)を用意する。
 アイテムはスナイデルの店舗では取り扱わない方針で、単独店舗を駅ビルや百貨店に出店。商材は年内に100品目以上のラインナップ展開を予定している。ブランドとしてはマッシュビューティーラボで手掛けている「セルヴォーク(Celvoke)」や「トーン(to/one)」の2ブランドで獲得できなかった新規顧客の開拓を目指し、2年目以降は海外への進出を検討しているという。
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