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ニューヨークでの隔離生活を描く、大岩オスカールの個展が代官山で開催

2021年02月04日 18:42  Fashionsnap.com

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僕の窓からの眺め、ニューヨーク Image by: 大岩オスカール
大岩オスカールの個展「隔離生活」が、代官山 アートフロントギャラリーで開催する。会期は2月5日から3月7日まで。

 大岩オスカールは1965年、ブラジル サンパウロ生まれ。緻密なタッチや地図の様な構図を用いて、新聞記事やネットの中から社会問題の糸口を見出し、入念なリサーチを基に作品を手掛ける。物語性と社会風刺に満ちた世界観を独特のユーモアを交えて表現し、現在はニューヨークを拠点に活動。2010年から3年連続で瀬戸内国際芸術祭に出展し、2019年に金沢21世紀美術館で開催された個展「大岩オスカール 光をめざす旅」には15万人以上が来場した。
 「隔離生活」では、モノクロのデジタルドローイングや油彩画、ドキュメントフィルム作品を展示。ほとんどの作品は、コロナ禍により予定されていた日本や上海への出張が延期され、活動拠点であるニューヨークでの隔離生活中に描かれたという。

 同展には、動物だけが佇む寂れたタイムズ・スクエアや、トランプ元大統領の横顔にも見えるモチーフをゴジラが光線で射抜いている作品など、大岩らしい社会風刺に満ちた作品が複数展示される。

■隔離生活会期:2021年2月5日(金)~ 3月7日(日)開廊時間:水曜日~金曜日 12:00~19:00 / 土曜日~日曜日 11:00~17:00  ※2月11日(木・祝)は 12:00~19:00会場:東京都渋谷区猿楽町 29-18 ヒルサイドテラス A アートフロントギャラリー公式サイト