不倫は当事者にとって非日常で、とても楽しいものだろう。しかし裏切られたパートナーは心に深い傷を負ってしまう。さらに不倫の事実を子どもが知ってしまったら……。子どもの心への影響は計り知れない。
今回はキャリコネニュースに寄せられた「親の不倫を子どもが知ってしまったエピソード」を紹介する。(文:コティマム)
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「必死で家族を守ろうとした娘には、本当に申し訳ないことをした」
専業主婦の50代女性は、5年前のつらい思い出を明かす。当時夫はW不倫をしていたのだが、女性よりも先に中学生の娘がその事実に気づいてしまった。夫は娘に不倫の口止めをしており、「娘と夫がケンカしていた。そのケンカからすべてを知ることになった」と女性は振り返る。
「何となく女性の影を感じつつ、気づきたくない自分がいた。必死で家族を守ろうとした娘には、本当に申し訳ないことをした。罪の隠蔽を娘に強要した夫の自己中心的な行動に心を打ち砕かれた」
父親の不倫というショックな事実を、母親に知らせなかった娘。家族のためを思い1人で抱えていたかと思うと、胸が締めつけられる。女性と夫は現在「夫婦カウンセリング」を受けながら再構築中だ。しかし女性は「今後どうするかは未定」と語り、離婚も選択肢に入れている。
「子どもが最初に知ってしまったことが本当に申し訳なくてつらかった」
パート勤務の40代女性も、子どもがきっかけで夫の不倫を知った。
「子どもが初めてのスマホを手に入れた時、夫のスマホとメッセージが同期していたようで、女性とのやり取りが子どものスマホに届いた。子どもが私にスマホを見せに来て、不倫が発覚しました」
動揺した女性は「とっさの事でごまかせなくて、子どもの前で泣いてしまい、傷つけてしまいました」と後悔。「子どもが最初に知ってしまったこと、本当に申し訳なくてつらかったです。ショックでご飯が食べられなくなり、1週間で5キロ痩せました」と打ち明ける。
不倫がバレたことを悟った夫は「もう連絡を取らない。もう一度チャンスをください」と謝ってきた。しかし女性は「きっとバレないようにやり取りを続けている」と勘ぐる。夫には結婚前にも浮気をした前科があるからだ。
「浮気されても戻ってきたから許してしまった。こんなのと結婚してしまって、自分が本当にバカで情けないです」
現在、女性はパート勤めでお金もない。しかし「もう見切りをつけて、これからは心穏やかに生きていきたい。自分で生活できるように離活しようと思っています」と決意を固めている。
※キャリコネニュースでは引き続き「不倫したこと・されたことはありますか?」や「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。
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