明智光秀、北条政子が弁護士に相談していたら？　日弁連が動画公開「刀には六法で対抗」「ぜひバズりたい」と意欲

離婚、相続、パワハラ、SNS誹謗などをテーマに、歴史人物たちが抱える悩みを弁護士に相談したら、どんな展開になったのか？　日本弁護士連合会は2月3日「戦国法律相談アニメ」全8話の動画を、公式サイトで公開した。

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日弁連は「相談相手に弁護士がいること、全国の法律センターで、地域の弁護士が相談に応じていることを知ってもらいたい。戦国時代は刀だったが、弁護士は六法をもって法律で討つ。ぜひバズりたい」と意気込みを語った。

●妊娠中、頼朝の浮気が発覚した北条政子

さて、その気になる内容はーー。

北条政子は妊娠中、夫・源頼朝が浮気したことに激怒し、浮気相手の屋敷を打ち壊そうとします。でも、それでは政子も加害者になってしまう…。法律相談に向かった政子に弁護士は何と言うのか（第1話「北条政子を復讐の鬼にしない篇」）。

そして、まもなくNHK大河ドラマで最終回を迎える、明智光秀。信長から受けてきたパワハラで溜まりに溜まったストレスは謀反で解決するのか。弁護士は、守るのは軍勢ではなく法律だと諭す（第４話「明智光秀を本能寺に行かせない篇」）。

全8話。いずれも戦国時代に限らず、現代の法律問題に関連させて題材をとっている。

今回の動画企画は、熊本県内の中堅弁護士の提案によるもので、脚本もこの弁護士が書いたそうだ。

会見では弁護士の名は明らかにされなかったが、歴史好きとのこと。また「歴史好きの弁護士たちは多いですから、10数本の中から8本を選んだ。歴史マニアにウケるよう、あえてつっこみどころも残した」というから、ぜひ歴史好きには堪能して欲しい動画だ。