なおホンダ勢では、富士でお披露目されたSTANLEY NSX-GT以外は新たなカラーリングは登場していないが、Astemo REAL RACINGはチームスタッフが赤いアステモカラーのウェアをまとっている。また、富士でドライブしていなかったベルトラン・バゲットが来日を果たしテストに加わっている。
トヨタ勢では、TGR TEAM WedsSport BANDOHの19号車WedsSport ADVAN GR Supraが参加し、6台のGRスープラがすべて揃った。こちらは富士ですでにドライブしているヘイキ・コバライネンが引き続き参加しているものの、KeePer TOM'S GR Supraのサッシャ・フェネストラズは今回のテストにも参加していない。
10時からの午前の走行では、開始直後にダブルヘアピンでDENSO KOBELCO SARD GR Supraがストップし、赤旗中断となった。牽引でピットに戻された後、ピットでチェックを行った後ふたたびコースインしている。その後は中断なく走行が続いたものの、多くの車両で気温が低すぎるせいか始動に時間がかかったり、タイヤのウォームアップに苦しんでいる様子がみられた。
多いチームでは60周、少ないチームでも45周を走るなど、各車が精力的に周回を重ねていったが、午前はAstemo NSX-GTが1分16秒926をマーク。STANLEY NSX-GT、au TOM'S GR Supra、Modulo NSX-GT、ZENT CERUMO GR Supraが続いた。