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“音楽文化の至宝”トニー・ベネットがアルツハイマー公表

2021年02月03日 00:36  ナリナリドットコム

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“米エンターテインメント界最高のヴォーカリスト”“音楽文化の至宝”などと呼ばれる米歌手のトニー・ベネット(94歳)が、アルツハイマー病を患っていることを明かした。2016年に進行性の同病と診断されるも、4年以上にわたり公表しなかった理由を妻のスーザンが説明している。

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「彼は常に人々を気持ちよくさせることを生業としてきました。ですので、自分に何か問題があるということを決して観客に知られたくなかったのです。しかし、事態が進行するにつれ、トニーと話した人は明らかに何かがおかしいことがわかるようになりました。今が(公表する)その時だと思ったのです」

また、音楽が夫を救っているとして、スーザンはCBSの番組「ディス・モーニング」にこう続けた。

「コロナ禍で症状が少し悪化しましたが、誰も本当のところはわかりません。担当の医師によると、症状が急激に悪化する要因は見られないということです。彼にとって最大のセラピーは歌うことです。彼が最も輝いている時です。自宅で一連のミニコンサートを録画しました。全ての歌詞をまだ覚えています。偉大なアメリカン・ソングブックに、彼は全人生を捧げてきました。そして今そのソングブックが彼を救っています。紙を見ずに、1時間か75分ほど歌うのです。ショーを通しでやります。誰かから『劇場があるから、歌ってくれ』と電話が来れば、準備が出来ているようにです」

トニーはAARPザ・マガジンのインタビューで初めて同症状を公表していた。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20210263703.html