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エヴァン・レイチェル・ウッドがマリリン・マンソンからの虐待被害を激白「多くの被害者と共に立ち向かう」「恐れて生きるのは終わり」

2021年02月02日 14:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「マリリン・マンソンがこれ以上、人々の人生を台無しにする前に」とエヴァン(画像は『Evan Rachel Wood 2020年10月7日付Instagram「#TB @kajillionairefilm premiere」』のスクリーンショット)
米ロックミュージシャンのマリリン・マンソン(52)の元婚約者で女優のエヴァン・レイチェル・ウッド(33)が、交際中にマリリンから酷い虐待を受けていたことを明かした。エヴァンはマリリンと交際を始めた10代後半から数年間虐待を受け、服従するように洗脳されていたという。その後、SNSではマリリンと交際したという4人の女性が声をあげ、同様の被害に遭ったことを告白している。

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米女優エヴァン・レイチェル・ウッドが現地時間1日に自身のInstagramを更新し、元婚約者マリリン・マンソンからの虐待被害を告白した。エヴァンとマリリンは2007年に交際をスタート、2010年1月に婚約を発表するも同年8月には婚約を解消した。

エヴァンはこれまでに、10代後半に交際を始めた男性から長期間虐待を受けたことを告白してきたが、相手については明らかにしていなかった。しかし今回は加害者の本名と芸名を明記し、被害内容をこのように綴った。

「虐待者の名前は、ブライアン・ワーナーです。世界的にはマリリン・マンソンの名で知られています。私が10代の頃から性的関係を目的として精神的に支配し、数年間酷い虐待を加えました。私は洗脳され、服従するように操られたのです。」

「報復や中傷、脅迫を恐れて生きることは終わりました。私はこの危険な男の正体を暴き、彼を使った多くの業界を非難するために立ち上がりました。彼がこれ以上、人々の人生を台無しにする前にです。」

最後にエヴァンは、自分と同様の被害を受けた人々へ向けて「もはや沈黙を守ることができない、多くの被害者と共に立ち向かいます」と述べている。

エヴァンの勇気ある告白に、フォロワーからは彼女を支持するコメントが寄せられた。

「あなたの勇気が人々を救うのよ。私も一緒に立ち向かうわ。」
「あなたを誇りに思う。世界中が味方よ。もう恐れることも、隠れることもないのよ。」
「良く言った。酷い経験を乗り越えてきたのね。辛かったでしょう。」

エヴァンが声明文を発表後、モデルを含む4人の女性が自身のInstagramでマリリンからの虐待被害を告白した。彼女達はマリリンと交際中に性的暴行や心理的・身体的虐待、脅迫などを受けたと主張しており、現在もPTSD(外傷後ストレス障害)に苦しむ女性もいるという。


なおマリリンは2009年に米誌『SPIN』のインタビューに応じ、エヴァンと一時破局後「彼女の頭を大型ハンマーで叩き割る夢を描いたよ」と語っていた。この発言に対しマリリンの代理人は「明らかに新作を宣伝するための、芝居じみたロックスターのインタビューであり、事実に基づいたものではない」と釈明している。

画像は『Evan Rachel Wood 2020年10月7日付Instagram「#TB @kajillionairefilm premiere」、2021年2月1日付Instagram』『Marilyn Manson 2020年9月2日付Instagram「The ants have come indoors.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)