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ジョージ・クルーニー、売れない俳優時代に培ったDIYスキルが凄い 妻のドレスのほつれ補修も

2021年02月01日 15:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

実は“ハンディマン”のジョージ・クルーニー
人気俳優ジョージ・クルーニーがこのほど登場した雑誌インタビューの中で、売れない俳優時代に培った様々なDIYスキルについて明かした。また超アナログ派のジョージは、結婚して6年になる愛妻アマルさんと今でもラブレターを交換し合っているというラブラブエピソードも披露している。

昨年あるトーク番組に出演した際に、長年髪をバリカンでセルフカットしていることを明かした俳優ジョージ・クルーニー。ハリウッドという華やかな世界に身を置くトップ俳優のジョージが、アメリカの超庶民派アイテム“フロービー”(掃除機の吸い込み口に取り付けて使用するバリカン)の愛用者であり、番組で楽しそうに同アイテムのデモンストレーションを行う姿は大きな反響を呼んだ。

そんなジョージがこのほど『AARP The Magazine』に登場し、隔離生活中の過ごし方などについて語ったのだが、その中で売れない俳優時代に培った自身の様々なDIYスキルに言及した。俳優としてブレイクを果たす前は、劇場の清掃や保険の訪問セールスなどの仕事をしながら、演技のレッスン代を捻出していたことで知られるジョージ、様々な職歴の中には建設作業員の仕事もあった。そんな過去の経験も手伝ってか、時間を持て余していた隔離生活中は、愛犬のために庭に金網を張ったり、家の内外、そして家具などにすべて塗料を塗り直す作業をして過ごしたそうだ。

「全部だよ、全部。ちょうど劣化してきてたから、家に塗料もあったし、『まぁ、他にやることもないよな?』って。やり終えて気分がスッキリしたよ。」

そう語るジョージのDIYスキルはペンキ塗りだけに留まらない。オーバーヒートした車や壊れたミシンの修理はお手の物、ミシンに関してはなんと裁縫そのものも自身でやるという器用さだ。

「よく子供達の洋服も縫うし、ほつれた妻のドレスは何回か繕ったりしてるよ。」

しれっとそう明かしたジョージだが、多彩なDIY術が身についた背景には、独身時代が長かったことや、新品に買い換えるという選択肢のない極貧時代を過ごしていたため、必然的にモノの修理方法を学ばなければならなかったことなどが関係しているようだ。

専門家や業者の力をアテにせずとも自力で何かを作り出したり、修理する能力に長けているジョージは、友人からも頼れる存在として一目置かれているそうだ。しかしそんなジョージにも“弱点”はある。それはなんとインターネットだ。そのヘタレぶりは本人も次のように認めている。

「ネットには怖気付いてしまうんだ。ボタンを押して何かがエラーになると、もうパニック状態さ。そういう意味では、僕は大のテクノロジー嫌いだね。」

今時のセレブには珍しく、SNSもやらないというジョージは、愛の告白においてもその思いの丈は紙に綴るという超アナログ派。結婚して6年になる妻アマルさんとは今でも数か月おきにラブレターを送り合っているそうで、

「ロックダウン最中も、僕が手紙をしたためて彼女の机の上にさりげなく置いたり、彼女の方も書いた手紙をピローの下に置いたりしているよ。」

とロマンチックな一面を覗かせている。偉大な先輩であるポール・ニューマンやグレゴリー・ペックらからもらったという直筆の手紙は、今でもフレームに入れて大切に飾っているというジョージ。その場でサッと打ち送信が完了してしまうEメールと違い、誰かが自分のためにわざわざ時間を割き、腰を落ち着けてしたためてくれる手紙の存在を「僕はものすごく大切している」と思いを明かしていた。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)