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大童澄瞳が乃木坂46の新曲「僕は僕を好きになる」アニメ版MVでストーリーなど担当

2021年01月29日 12:01  コミックナタリー

コミックナタリー

「僕は僕を好きになる」アニメ版ミュージックビデオより。
大童澄瞳が、乃木坂46の26thシングル「僕は僕を好きになる」のアニメ版ミュージックビデオのストーリー、絵コンテ、原画を担当した。

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「僕は僕を好きになる」は、1月27日にリリースされた乃木坂46のニューシングルの表題曲。アニメ版MVは、エアバイク部に所属するある女の子を主人公に、自分への葛藤を持ちながらも、学校生活や部活動などに打ち込む模様が描かれたもの。アニメーションは映画「映像研には手を出すな!」の中で劇中のアニメを手がけたmonofilmoが担当した。

大童はMV制作の経緯について「新曲『僕は僕を好きになる』を使って、ストーリーのあるMVを新たに作ってみたいという話しが盛り上がり、僕がストーリーなどを引き受ける事になりました」とコメント。また「仲間から差し伸べられた手によって、純粋に楽しかった日々を取り戻すというシチュエーションにたどり着きました」と、MVについて語っている。

■ 大童澄瞳コメント
最近の乃木坂46のMVは、物語性のある物が少ないとスタッフの方にお聞きました。そんな中で新曲『僕は僕を好きになる』を使って、ストーリーのあるMVを新たに作ってみたいという話しが盛り上がり、僕がストーリーなどを引き受ける事になりました。歌詞を読んだ時、自分自身の境遇と重ね合わせて「これは私の話ではないな」と思いました。歌詞から伝わってくる「どこかで悩んでいる誰か」はいったいどんな人なんだろうと思いを巡らせ、部活を舞台に、怪我をきっかけにストイックで周りを置いて行きがちになってしまった主人が、仲間から差し伸べられた手によって、純粋に楽しかった日々を取り戻すというシチュエーションにたどり着きました。
苦労したのは納期です。時間がとにかくなかったので、映像編集ソフトを使って音楽の上に絵を貼り付けて作る「Vコン」を制作しました。曲に対して直感的に絵を組んで行けるし、チーム内でイメージも共有しやすいので良かったと思います。幸い僕は映画部出身で現役YouTuberでもあるので、映像編集自体は「お手の物」でした。