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ルイ・ヴィトンのジュエリーを手がけた日本人、チャリティプロジェクトを始動

2021年01月28日 20:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Circle of Hope イメージヴィジュアル
ロンドン在住の日本人アーティスト名和光道が、チャリティプロジェクト「Circle of Hope」を立ち上げた。オリジナルブレスレットの注文を特設サイトで受け付けており、収益の一部はユニセフの新型コロナウイルス緊急募金に寄付される。

 京都生まれの名和は、「ロレンツ・バウマー(Lorenz Bäumer)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」などのメゾンでジュエリーデザインを担当。2019年からは、イギリスのジュエリーメゾン「グラフ(GRAFF)」でデザイナーを務めている。ヨーロッパで暮らす中で、多くの人がボランティア活動を通じて助け合う姿を見た名和は「自分が何か少しでも出来る事はないか」と考え、2020年の春にCircle of Hopeを企画したという。
 同プロジェクトでは、0.06カラットのダイヤモンドをあしらったハンドメイドのブレスレット(シルバー2万2000円、ゴールド7万6000円/いずれも税込)を用意。ダイヤモンドはキンバリー・プロセス認定システムを通過したトレーサビリティの高い石を使用し、紐部分は日本伝統の工芸品である組紐を組み合わせた。イメージヴィジュアルにはジャーナリストのシトウレイ、美食評論家の中村孝則、「エルメス(HERMES)」のフランス本社で副社長を務めた経歴を持つシーナリーインターナショナル代表の齋藤峰明らを起用した。
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■Circle of Hope:特設サイト