Wizleapは1月28日、「ノーリード」に関する調査結果を発表した。調査は1月にネット上で実施し、1095人から回答を得た。
散歩中、犬にリードを付けない犬の飼い主に対してどのように感じるかと聞いたところ、「必ずしもリードを付けなくても良い」と答えたのが犬を飼っている人で9%、飼っていない人で14%とそれぞれ1割前後だった。
「愛犬が危害を加えられた経験がある」は2割
「リードを付けなくても良い」と答えた人に理由を聞くと、
「犬にも権利はあると思うからです。この世のもの全てが人間のものではないから」(20代男性/犬を飼育していない)
「しっかりとしつけされている犬だったらリードをつけていなくてもとりわけ恐怖などは感じなかったから」(30代女性/犬を飼育していない)
といった声が寄せられた、一方で「付けるべき」と回答した人からは「急に飛び出して車にはねられてしまうというような事はリードつける事によって減らせると思います」と周囲に対する配慮だけでなく、飼い犬自身を守るためにも必要と考える人もみられる。
実際に「ノーリードの散歩が原因で愛犬が危害を加えられた経験がある」とした人は20%、「危害を加えてしまった経験がある」とした人は2%、「両方ある」とした人は1%いた。合計すると5人に1人は、ノーリードが原因で何らかのトラブルに遭ったことになる。
次に「愛犬が飼い主の命令をどの程度聞くことができるか」と聞くと、「どんな状況でも聞く」という回答はわずか5%にとどまった。「大抵の状況で聞く」(50%)、「限定的な状況下であれば聞く」(40%)は合わせて9割。「言うことを聞かない」という飼い犬も5%いる。
また、住んでいる地域でノーリードが禁止されているかどうかを「知らない」と答えた人は83%。飼い犬の有無別にみると、飼っている人では72%とやや少なかったものの、飼っていない人では85%が知らなかった。