アルファタウリ・ホンダは1月27日、2021年に同チームからF1デビューを果たす角田裕毅がイタリア・イモラで旧型F1マシンによるテストを行ったことを明らかにした。
今年のプレシーズンテストはわずか3日間に短縮されていることから、ルーキーである角田にチームとマシンに慣れる機会を与えるため、アルファタウリは1月末と2月末にプライベートテストを行う予定であると先週報じられた。
チームは27日、アルファタウリカラーが施された2019年型トロロッソSTR14で走行する角田の様子をSNSを通して公開した。
角田は昨年11月4日にアルファタウリのサポートのもと、イモラで2018年型トロロッソSTR13を使用してF1カー初テストを行った。その後、最終戦後のアブダビ合同テストではアルファタウリの2020年型AT01で走行している。
事前の報道では、アルファタウリは1月末に2日間、2月末に3日間のプライベートテストを予定しているといわれていたが、チームはプレシーズンテスト前の走行プランについて正式には明らかにしていない。『Formula1.com』は、「角田は2月にはミサノでテストを行うものと考えられているが、困難な世界情勢により、現時点では確認されていない」と伝えている。