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『ハリポタ』ネビル役マシュー・ルイス 「今この作品を見るのは辛い」

2021年01月27日 13:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に出演した頃、16歳のマシュー・ルイス
映画『ハリー・ポッター』シリーズでネビル・ロングボトム役を演じたマシュー・ルイス(31)が、インタビューの中で「今この作品を見るのは辛いんだ」と当時の心境を明かした。

子役時代に演じていた不器用でぽっちゃり体型の“ネビル”からは想像もつかないほどハンサムに成長したマシュー・ルイスが、「今は『ハリー・ポッター』シリーズを見るのが辛い」と驚きの告白をした。

『The New York Times』のインタビューの中で、マシューはその胸のうちをこのように明かしている。

「自分と全く違うキャラクターの役を演じるのは、僕にとって簡単なことなんだ。たとえばロンドンの警察官役とか、裕福な人の役とかね。でも自分と似た部分が多い役は演じるのが難しいと分かって。ネビルを見ていると時折、『これはネビルじゃない、僕自身だ』と思って苦しくなるんだ。」

子役当時から大きく変貌を遂げたマシューだが、ネビルに現在の自分の姿が重なってしまうという。そんなマシューについて、シリーズ第5弾『不死鳥の騎士団』から最終章『死の秘宝 PART2』までメガホンを取ったデヴィッド・イェーツ監督は「『不死鳥の騎士団』の撮影時、すでにマシューは脇役として素晴らしい演技を見せてくれました。しかし作品が進むにつれて、自信や好奇心を持ち、その存在感を増したのです。より意欲的にも感じました」と明かしている。

「作品を見るのは辛い」と告白したマシューだが、同作品シリーズに参加できたことには感謝しているそうだ。

「もし人々が僕のことを記憶に留めていてくれるなら、他のどんなことよりも『ハリー・ポッター』シリーズで思い出してくれたほうがましだよ。この映画に出演したことで多くの可能性が広がったんだ。もし参加していなかったら、そんなチャンスは全くなかっただろうね。」

同作品で約10年も同じ役を演じたマシューは、かつて「チャンスがあれば色々な役に挑戦してみようと思ったんだ。勘違いして欲しく無いんだけど、その時は『友達と飲みに行く』みたいな感覚だった。でも今は素晴らしい仕事だと分かって、そんな気持ちは消えてしまったよ」と語ったこともあった。

子役時代から10年もビッグタイトルに参加したマシューは、国際的なスターとなり大金を稼いだ。過去のインタビューでは「25歳になる頃には底がつきそうだから、お金に関して常識的になるようにしないと」と子役ならではの悩みも打ち明けていた。

画像2枚目は『Matthew Lewis 2020年2月11日付Instagram「There’s a storm coming, Harry.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)