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ジョジョ・シワ(17)、カミングアウト後悪質な嫌がらせに「家の周囲に大勢の警察官が現れた」

2021年01月27日 11:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

「LGBTQ+」を告白したばかりのジョジョ・シワ(画像は『JoJo Siwa 2020年11月3日付Instagram「10 MORE DAYS TILL #ItsChristmasNow MY NEW MUSIC VIDEO!!!」』のスクリーンショット)
SNSを中心にカリスマ的な人気を誇る米ダンサー兼歌手のジョジョ・シワ(17)がLGBTQ+であることを告白後、いたずら被害に遭っていたことが明らかになった。自宅周辺を大勢の警察官が包囲する騒ぎとなったが、ジョジョが出てきた途端にパパラッチが現れたという。ジョジョは現地時間22日に自身のInstagramでカミングアウト、翌日にはインスタライブで「こんなに幸せだったことはない」と喜びを明かしたばかりだった。

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LGBTQ+であることをカミングアウトしたばかりのジョジョ・シワが、悪質ないたずら被害に遭ったことを自身のインスタライブで明かした。ロサンゼルスの邸宅前に50人ほどの警察官が出動し、両手を挙げて屋外へ出るよう求められたという。ジョジョは当時の様子をこう語っている。

「家の中にいたら、突然たくさんの警察官が来て『外に出ろ』と私達に怒鳴るのよ。わけが分からなかったわ。私達は規則に従って、両手を挙げて外へ出たのよ。」

ジョジョはその時、知らぬ間に誰かが邸宅内に忍び込み隠れているのではと恐怖に怯えたという。しかし事態は一転し、いたずら電話であることが分かった。

「警察官は『誰かから通報があった』と言ったわ。すると突然、パパラッチが現れたの。悪質ないたずらだったんだわ。」

「最近私がカミングアウトして、メディアが騒いでるからだわ。彼らが支持してくれるのはとても嬉しいんだけどね。」

そう話すジョジョは、ファンに向けて警察へいたずら電話をかけないように促した。

「50人ほどの警察官が来たのよ。彼らに申し訳ないわ。いたずら電話なんかにかまっているより、別の誰かを助けられたはずだもの。絶対に警察にいたずら電話なんてしちゃダメよ。間違ったことだし、法律違反なの。そんなことをする人は大変な目に遭うのよ。」

SNSではジョジョと家族を心配する声のほか、悪質ないたずらに対し怒りを露わにする声が高まった。

「カミングアウトした直後だよ。明らかにヘイトクライムだ。」
「吐き気がする。悪質ないたずらで命を落とす人だっているんだ。」
「滅茶苦茶だ。パパラッチは写真を撮るために、多くの人の時間を無駄にしてるのか。」

ジョジョは現地時間22日、自身のInstagramでいとこから貰ったという「Best. Gay. Cousin. Ever.(これまでで最高なゲイのいとこ)」の文字をプリントしたTシャツを着て、自身がLGBTQ+であることをカミングアウトしていた。翌日にはインスタライブを配信し、「ファンに(LGBTQ+の)どれなのかと聞かれたわ。前にも考えたけど、分からないのよ。みんなと全てのことを共有したいけど、準備ができるまではプライベートも守りたいと思ってるの」と話した。


そしてこの後、カミングアウトすることの難しさと告白後の喜びを伝えた。

「人によって状況は違うわ。告白するのが難しい人も簡単な人もいる。でもカミングアウトには汚名がつきものだと思う。もの凄く恐いんだ。でも、もうその心配はないのよ。」

「絶対に恐がっちゃダメよ。誇りを持つべきことなの。私はこれまでで最高に幸せよ。こう思えることが大事なの。こんな幸せを感じたことはないわ。素晴らしい気分よ。」

ジョジョのカミングアウト後、パリス・ヒルトンやエレン・デジェネレスなどがSNSでジョジョを支持するコメントをしている。



画像は『JoJo Siwa 2020年11月3日付Instagram「10 MORE DAYS TILL #ItsChristmasNow MY NEW MUSIC VIDEO!!!」、2020年9月26日付Instagram「Sister life swap!!」』『JoJo Siwa! 2021年1月22日付Twitter「My cousin got me a new shirt」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)