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村上隆とウブロによる初のコラボモデルが発表、文字盤はお花の3Dフェイスで花弁が回転

2021年01月26日 20:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

村上隆 Image by: FASHIONSNAP.COM
「ウブロ(HUBLOT)」が、アーティストの村上隆とのコラボレーションモデル「クラシック・フュージョン タカシムラカミ オールブラック」を発表した。ウブロが日本人アーティストとコラボするのは今回が初めて。1月26日の今日、ウブロブティック銀座で発表会を行った。

 コラボモデルは、村上のアイコンでもある「お花」からインスピレーションを得て、文字盤のガラスの外側に107個のブラックダイヤモンドを配したポリッシュ仕上げのお花の3Dフェイスをあしらい、ガラスの内側に456個のブラックダイヤモンドによる12枚の花びらをデザイン。自動巻きムーブメント「MHUB1214 UNICO」のコンプリケーションを搭載しており、ガラスの内側にある12枚の花弁が回転する機能を取り入れた。パワーリザーブは約72時間。サイズは直径45mm、厚さ13.45mmで、50mの防水性を備える。価格は税込317万9000円。今日から200本限定で販売している。
 発表会に登壇した村上は、完成したコラボモデルの感想について聞かれると「文字盤のガラスの上に立体的な彫刻をあしらうのは難しいものだったが、時計とアートのコラボをわかりやすく表現できた」とコメント。約15年前にブルータス(BRUTUS)の企画でウォッチフェアに行った際に、初めて紹介されたウブロの商品がブラックのゴムベルトのモデルだったという村上のファーストインスピレーションから今回はオールブラックのモデルに仕上げたといい、「カラフルなモデルも展開されるかもしれない」と次回作の可能性を示唆した。
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