ビズヒッツは1月20日、「仕事のやる気が出ない時」に関する調査結果を発表した。調査は昨年12月にネット上で実施し、30代の有職者500人から回答を得た。
「仕事のやる気が出ない時がある」と答えた人は94.4%にのぼる。どんな時にやる気がでないのかを聞くと、最多は「寝不足や体調不良」(73人)だった。
「まじめに仕事をしていても、ずる賢い人の方がうまくやれている」
「寝不足や体調不良」と回答した人からは、
「寝不足の時など、朝起きて身体が疲れているとき」(30歳女性)
「生理中で頭が痛いなど体調が思わしくないとき」(39歳女性)
といった声が寄せられた。2位以降は「残業が多い/忙しい/休みがない」(66人)、「人間関係に問題がある」(65人)、「頑張りが評価されない」(38人)、「失敗した/怒られた」(35人)などと続いた。このほじゃ、
「まじめに仕事をしていても、ずる賢い人の方がうまくやれているとき」(35歳女性)
「同僚が携帯ばかりいじって仕事をしていないとき」(32歳女性)
「プライベートが充実していないとき」(36歳男性)
といった声も寄せられ、他人との比較や仕事外のことでもやる気をなくす人がみられた。
一方、仕事のやる気が出る環境や条件については、
「自分たちを信じて、見守ってくれて、何かあった時は手を差し伸べてくれるような上司がいること」(39歳女性)
「『ものすごく多く』とは言わないので、平均的なお給料だとやる気がでる」(31歳女性)
「自分の仕事をちゃんと見ていてくれて、評価してくれるとやる気がでる」(35歳女性)
というコメントにあるように、トップ3は「人間関係がよい」(125人)、「仕事に見合った給料/給料が高い」(99人)、「評価される」(88人)だった。
また、「やる気が出ない時ランキング」で6位だった給料が、「やる気が出る条件」では2位にランクインしており、給料が高ければ、不満はある程度許容できることが分かった。
4位以降は「休みが取れる/残業が少ない」(44人)、「集中できる環境」(35人)、「社員の士気が高い」(34人)などと続いた。さらに、7位には新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに普及した「リモートワーク」(22人)がランクイン。
「テレワークのように、社内の対人関係で煩わしさがない環境ならやる気が出る」(39歳男性)
「上司の見えないリモート環境ならやる気が出る」(30歳男性)
などと仕事のやる気が出ない要因をリモートワークで解決する人もいるようだ。