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アウディ、「A4 / A4 Avant」に、初のクリーンディーゼルモデルを追加

2021年01月20日 16:42  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
アウディ ジャパンはこのほど、プレミアムミッドサイズセダン/ワゴンの「Audi A4 / A4 Avant」にクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを追加し、発売した。

2020年10月に商品改良を実施した「Audi A4」シリーズは、エクステリアデザインを大幅に刷新。ドアパネルに至るまで改良を加え、全モデルでブリスターフェンダーを備え全幅を5mm拡大するなど、フルモデルチェンジに匹敵する変更を施している。

インテリアでは最新のインフォテインメントシステムMIB3を初採用、センタースクリーンはタッチパネル式となり操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインを実現。また歩行者検知機能付アウディプレセンスシティや、渋滞追従支援機能付アダプティブクルーズコントロールなど、ドライバーの安全性、快適性をサポートする先進のアシスタンスシステムをより一層充実させた。

今回、「A4」シリーズとしては初めてクリーンディーゼルエンジンTDI搭載モデルを新たに設定。出力の異なる2種類の2リッター直噴ターボディーゼルエンジンと、「advanced」と「S line」という装備の異なる2種類のグレードを用意。「advanced」はLEDヘッドライトやLEDリアライト、ダイナミックターンインディケーター、さらにサイドスカートなども標準装備し、従来のS lineよりもさらにスポーティなものとなっている。

新しい「S line」にはボンネットスリットや専用バンパー、チタンブラックのハニカムメッシュシングルフレームグリルなど力強いRSモデルのデザイン要素が盛り込まれている。またインテリアにはブラックグラスルックコンソールパネルを標準装備することで、より質感を高めている。

35 TDIは、アルミニウム製のクランクケースや鍛造ピストンを採用することで20kg以上の軽量化を実現。最高出力163ps、最大トルク380Nmを発揮し、トランスミッションはより効率を高めた7速Sトロニックを組み合わせ、前輪を駆動する。

またベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオンバッテリーを搭載する12V MHEV(マイルドハイブリッド)システムを備えており、エネルギー回生機能を高め、コースティング(惰性走行)時にエンジンを完全に停止するなどして、17.1km/L(WLTCモード)と優れた燃費性能を実現している。

40TDIは、最高出力190ps、最大トルク400Nmを発揮。トランスミッションは同じく7速Sトロニックを組み合わせ、駆動方式は機械式センターディファレンシャルを搭載したquattro四輪駆動システムを採用することで、ダイナミックな走行性能を実現している。このもっともパワフルな2リッターディーゼルエンジンである40TDIを搭載したA4セダンの0-100km/h加速は7.7秒、最高速度は241km/hに到達する(欧州仕様車 測定値)。

なお、クリーンディーゼルエンジンの35 TDI、40 TDI搭載車はともにエコカー減税対象となる。車両本体価格(税込)は、「Audi A4 Sedan」が538万円~612万円。「Audi A4 Avant」は567万円~641万円。(エボル)