学情は1月19日、「緊急事態宣言の発出を受けた緊急アンケート」の結果を発表した。調査は1月中旬にネット上で行い、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生440人から回答を得た。
緊急事態宣言の発出で、「就職活動が厳しくなる」と回答した学生は85%。「不安や危機感を感じる」と答えた割合は94.8%にのぼる。
「採用数が減るのではないか」と感じる人も
不安に感じる点を聞くと、1位は「希望する企業や業種の内定(内々定)を得られるか」(80.1%)だった。
2位以降、「希望する企業や業種で、採用数が減るのではないか」(48.2%)、「希望する企業や業種で、採用のハードルが上がるのではないか」(45.8%)、「例年の事例が当てはまらないのでスケジュール感が分からない」(37.4%)と続いた。回答者からは、
「企業に直接訪問できる機会が、さらに減りそう」
「対面で情報収集できる機会がさらに減り、企業理解を深めることが難しくなりそう」
「直接企業に訪問する、リアル開催のインターンシップが中止になるのではないか」
といった声が寄せられた。