Casieは1月19日、「コロナ禍における全国の画家の現状」に関する調査結果を発表した。調査は1月上旬にネット上で実施し、画家452人から回答を得た。
新型コロナウイルスの影響で「画家としての収入が減った」と回答したのは25.5%だった。
「いま私達には描く責務がある」「人に直接会っての営業活動ができなくなった」
回答者からは、
「リアルでの個展が開催できなくなった」
「人に直接会っての営業活動ができなくなった」
といった声が寄せられた。一方で「増えた」と回答したのは18.1%だった。
「画家以外の収入源がある」と回答したのは90.1%。今後の活動について、7割の画家が「兼業など収入源を他に確保しながら創作活動を続ける」(73.5%)と答えた。
また「画家としての活動に専念し、続ける」(15.7%)という人も一定数いる。具体的には、
「産後5か月。絵を描くことは、自分らしくいられる時間」
「いま私達には描く責務がある」
といった意見が寄せられた。
一方、少数ながら「創作活動を続けたいが諦める方向も視野に考えている」(3.5%)という声もみられた。