Monster Energy Honda Teamは、すばらしいライダーと優れたマシンでステージ優勝を10回達成し、13日間のうち9日間を総合ランキングでリードすると、世界で最も過酷なレースで2連覇を果たしました。アメリカ人ライダー、リッキー・ブラベックが総合2位につけたことでチームの成功はさらにすばらしいものとなりました。昨年の勝者は、ステージ優勝4回という成果を残しました。
■ルベン・ファリア 「今年のダカールラリーは非常に過酷で厳しい戦いでした。新型コロナウイルスによる制約も乗り越え、チーム全員がレースに臨むことができました。Monster Energy Honda Teamはこのレースを通じて力強く戦いました。プロローグでは好調なスタートを切れましたが、第1ステージと第2ステージでは難しいナビゲーションやトップスタートなど、少し困難な状況がありました。第4ステージまでには優位な展開となり、クリーンなレースで、関わったすべての人が非常にプロフェッショナルな仕事をしました。ケビン(ベナビデス)はとても優秀でした。ナチョ(コルネホ)は最終日3日前にリタイアになってしまいましたが、一番力強い走りを見せてくれたと思います。リッキー(ブラベック)とジョアン(バレーダ)は複数回ステージ優勝を飾り、そのポテンシャルの高さを見せてくれました。残すところあと1日というところでのジョアンのリタイアは、残念でした。これこそ、世界で最も過酷なレース、ダカールラリーなのです。1-2フィニッシュを飾ることができたのは、ケビンとリッキーのおかげですが、チーム全員のすばらしい活躍ぶりも同時に祝し、誇りとすべきだと思います。日本は、本当すばらしいマシンを作りました。トラブルは一切ありませんでした。また努力を重ねて、2022年も優勝を狙います」