1月15日の10時からホンダ公式YouTubeでオンライン発表された四輪モータースポーツ参戦体制のなかで、2021年にF1デビューする日本人ドライバーの角田裕毅が登場した。ここではそのコメントをお届けする。
ホンダの育成ドライバーである角田は、2018年に日本でFIA-F4のタイトルを獲得すると、2019年より海外レースに挑戦。レッドブル・ジュニアチームの一員としてイェンツァー・モータースポーツからFIA-F3に参戦し、ランキング9位でシーズンを終えた。
続く2020年はFIA-F2にステップアップ。カーリンからフル参戦しポールポジション4回、通算3勝を挙げシリーズランキング3位となり、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントもクリアした。
そして12月16日、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダより2021年のドライバーとして角田の名前が発表された。小林可夢偉以来、7年ぶりの日本人F1ドライバーがどんな走りを見せてくれるのか注目が集まっている。
動画に登場した角田のコメント全文は以下のとおりだ。
「日本のモータースポーツファンのみなさん、はじめまして、角田裕毅です」
「このたびスクーデリア・アルファタウリ・ホンダから2021年シーズン(F1に)参戦することになりました。この機会が得られたのも、応援してくださったみなさまのおかげです。本当に感謝しています」
「昨年はFIA-F2で戦い、スーパーライセンスを取るために4位獲得という課題が与えられました。そのなかで序盤は苦戦したものの、最後はまとめきれて無事3位を獲得することができました」
「スーパーライセンスを取ることができ、F1に乗る権利を掴みました。今年は日本人としてF1に参戦できることを本当に誇りに思います。精一杯がんばりますので、応援よろしくお願いいたします」