日産自動車は1月12日、イタルデザインと共同開発した『ニッサンGT-R50 by Italdesign(GT-R50・バイ・イタルデザイン)』のテストカーを東京・銀座のNISSAN CROSSING(ニッサン・クロッシング)にて期間限定で展示すると発表した。
ニッサンGT-R50・バイ・イタルデザインは、GT-Rとイタリアのデザイン会社であるイタルデザインが、ともに2018年と翌19年に生誕50周年を迎えるのを記念して共同開発されたモデルだ。
最新のGT-R NISMOをベースに『何の制約もなくGT-Rをつくったらどうなるだろう』という考えを実現させたこのクルマは世界限定50台が発売された。その心臓部には、横浜工場で“匠”と呼ばれる熟練工によって組み立てられた最高出力720psを誇る3.8リットルV6ツインターボ“VR38DETT”が搭載され、イタルデザイン限定の50のシリアルナンバーが付与される。
推定1億円超とも言われ、残りわずかとアナウンスされているこのGT-R50・バイ・イタルデザインは、デリバリー先の各市場ににおける認可手続きを経て2021年中旬以降、順次オーナーの元に納車される予定だという。
今回、ニッサンブランドのグローバル発信拠点であるニッサン・クロッシングで期間限定展示されることになった車両は同モデルのテストカーだ。主にボディやリヤウイング、カーボンパーツなどのエクステリア各所の剛性・耐久テストに用いられた車両で、実際にヨーロッパのサーキットを走行してきたモデルを銀座で見ることができる。
展示期間は1月12日(火)から3月31日(水)まで。会場となるニッサン・クロッシングへのアクセス方法、および新型コロナウイルスの感染拡大防止対策などの情報はNISSAN CROSSING公式サイト(https://www3.nissan.co.jp/crossing/jp.html)をチェックしてほしい。