新型コロナウイルス(COVID-19)感染症蔓延の余波を受け、2020年から変則的カレンダーを構成するアルゼンチン最高峰のツーリングカー選手権、スーパーTC2000(STC2000)の第7戦が、1月9~10日にコルドバ州のリオ・クアルトで争われ、2019年王者のリオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT/ルノー・スポール・カストロール・チーム)が日曜フィーチャーレースでマティアス・ロッシ(トヨタ・カローラSTC2000/TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニア)を0.644秒差で下し、僅差の勝利。ペーニャは土曜クオリファイレースも制し、デイフェンディングチャンピオンが週末完全制圧を成し遂げた。
その一方で、今回もシングルグリッドの9番手からスタートを切ったルーベンス・バリチェロ(トヨタ・カローラSTC2000/TOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニア)は、ブレーキトラブルを抱えて早々にリタイアに追い込まれ、今季好調のマティアス・ミラ(ルノー・フルーエンスGT/ルノー・スポール・カストロール・チーム)は、燃料漏れから26周目に戦列を去ることに。