デヴィッド・ボウイの妻イマン、5回目の命日前に亡き夫への愛を語る「真実の愛だった」「二度と結婚はしない」

2016年1月10日に膵臓がんのため他界したデヴィッド・ボウイ（享年69）の妻イマン（65）が、英誌『Harper’s Bazaar』のインタビューに応じ、5回目の命日を前に亡き夫への想いを明かした。イマンはボウイとの結婚生活は「真実の愛だった」と語り、「二度と結婚はしない」と今も変わらぬ夫への強い愛を吐露した。

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デヴィッド・ボウイの妻でスーパーモデルのイマン・アブドゥルマジドが、現地時間6日発売の英誌『Harper’s Bazaar』2月号の表紙を飾った。イマンは同誌のインタビューに応じ、「デヴィッドは毎日、私達の心と頭の中にいるのよ。私達みんなにとってね。これは私の真実の愛なの」と、現地時間10日に5回目の命日を迎える夫のことを今も愛していると明かした。

イマンとボウイは1992年4月24日にスイスで結婚、2000年8月には娘アレクサンドリア・ザーラ・ジョーンズさん（愛称レクシー）が誕生した。2016年にボウイが他界するまで婚姻生活は続いた。過去に二度の離婚歴があるイマンは、娘レクシーさんとの会話を回想しながらボウイとの思い出を語った。


「前に一度、娘に『再婚はしないの？』って聞かれたわ。私は『絶対にしない』って答えたわよ。」
「彼はとても面白くて、温かな紳士だった。誰もが彼のことを革新的だって言うけど、違うのよ。何よりもスリーピースのスーツを着るのが好きだったんだから。」
「美しくて平凡な生活だった。そのことが素晴らしかったの。ニューヨークに住んでいれば、学校へ娘を迎えに行ったり、街を歩いたりすることもできたわね。もっともっと、何年もの歳月があれば良かったのに。」


ボウイは現地時間2016年1月10日、1年半に及ぶがん闘病の末に他界した。亡くなる3日前の7日には、生前最後となったシングル『ラザルス（Lazarus）』のMVが公開された。楽曲の中でボウイは「あの青い鳥のように、僕は自由になる」と歌い、この世との別れを示唆していた。


イマンは昨年のボウイの命日、自身のInstagramで青い鳥の絵を公開し夫への追悼メッセージを送っていたが、今回のインタビューでイマンはその青い鳥についてこのように話している。

「彼は日常のありふれた風景の中に潜んでいるのよ。今でも彼にはファンがいるし、彼の音楽は繋がっている。夫が亡くなった日に散歩に行ったら、目の前に青い鳥が飛んできたのよ。」

画像は『Harper’s Bazaar UK　2021年1月5日付Instagram「I was raised by my mother telling me, ‘Always know your worth. And if something is not serving you right, walk away from it. Don’t settle for less, because that is what you will be getting from then on.’」』『IMAN　2020年6月6日付Instagram「June 6th, Wedding Anniversary」、2020年2月14日付Instagram「＃BowieForever ＃EternalLove」、2021年1月6日付Instagram「I was raised by my mother telling me, ‘Always know your worth. And if something is not serving you right, walk away from it. Don’t settle for less, because that is what you will be getting from then on.’」、2020年1月10日付Instagram「Bluebird, January 10th」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　寺前郁美）