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イッセイ ミヤケから「着る、畳む、運ぶ」がコンセプトの新シリーズ、服やバッグを掛け合わせたコートとパンツ発売

2021年01月08日 14:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

TO GO Image by: ©ISSEY MIYAKE INC.
「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が、2021年春夏コレクションで発表した服とバッグを掛け合わせた新シリーズ「TO GO」の販売を開始した。ISSEY MIYAKEショップで取り扱っている。

 2021年春夏コレクションは「UNPACK THE COMPACT」をテーマに設定。コレクション発表の時期にパリへ送る荷物の量を見たデザイナーの近藤悟史が「服がかさばらないように、極力量を減らせないか」と考え、一つの箱にすべてのルックを収めるイメージでコンパクトな服づくりに取り組んだ。畳む、重ねる、束ねる、丸めるといった服の特徴を活かした小さく収めるデザインを提案。従来のランウェイショーに加え、コマ撮りと展示の表現を取り入れた映像をパリファッションウィークでオンライン形式で発表し、終盤に向けて服がコンパクトになり、箱に詰められる演出でコレクションのテーマを表現した。

 TO GOでは「着る、畳む、運ぶ」のサイクルをコンセプトに、ファスナーを閉じることでガーメントバッグのように持ち運べるアイテムやパッカブルアイテムをラインナップ。コート2型(13万2000円、14万3000円)とパンツ(8万2500円)の3型をそれぞれホワイト、ブラック、カーキーの3色で展開している。
 このほか、TO GOと同様のコンセプトで製作し、色鮮やかなボタニカル柄を取り入れたアイテムを用意。オレンジヒュード、ピンクヒュードの2色展開で、コート2型(16万5000円、17万6000円)とパンツ(9万3500円/すべて税別)を販売している。
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■イッセイ ミヤケ:公式オンラインサイト