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カーリー・クロス、親戚イヴァンカ・トランプの“愛国者”ツイートに猛反論

2021年01月08日 13:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

義姉イヴァンカ・トランプと投票結果について話したというカーリー・クロス(画像は『Karlie Kloss 2019年10月23日付Instagram「Last night」』のスクリーンショット)
ドナルド・トランプ大統領の長女で補佐官を務めるイヴァンカ・トランプは米時間6日、連邦議会議事堂に乱入したデモ隊を“愛国者”とツイートし猛バッシングに遭った。イヴァンカと親戚関係にあるモデルのカーリー・クロスは、そんな自身の身内のツイートに「暴力を煽るのは反米行為」と激しく反論した。

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現地時間6日、大統領選挙の結果を確定する連邦議会の会議が首都ワシントンで開かれた。しかし当日はジョー・バイデン氏の勝利に反発するトランプ大統領の支持者達が議事堂を一時的に占拠、死者4名を出す惨事となった。ドナルド・トランプ大統領は同日午後に

「警察をサポートせよ。平和的態度の維持を!」

とツイートしていたのだが、大統領補佐官を務める長女イヴァンカはそれを受け、自身のTwitterで

「安全の侵害や警察権威を軽視した行動はいかなるものも認めません」

と父親をサポート。しかし連邦議会議事堂に乱入したデモ隊を“愛国者”と呼んだため、猛バッシングに遭う羽目となった。イヴァンカはその後、同ツイートを削除し「平和的抗議をする者」という意味で“愛国者”という言葉を使ったと弁明したが、国民の怒りは収まらなかった。

大統領上級顧問を務めるイヴァンカの夫ジャレッド・クシュナー氏を義兄に持つモデルのカーリー・クロスは、イヴァンカのツイートに対し、

「正当かつ民主的に行われた選挙の結果を受け入れることこそが、愛国的行為」
「それをしようとせずに、暴力を煽るのは反米行為よ」

と激しく反論した。カーリーのこの発言にあるユーザーが

「それをあなたの義理のお兄さん、ジャレッドとイヴァンカに伝えてよ」

とツイートすると、カーリーは

「その努力なら、前にもうしているわ」

と返信しており、カーリー自ら「選挙結果を受け入れるよう」義兄夫妻に説得を試みた事実があったことを明かすのだった。

2018年にジャレッド・クシュナー氏の実弟ジョシュアさんと結婚したカーリーは、これまで民主党支持者であることをインタビューやSNSを通じて度々公言している。昨年10月には「バイデン、ハリス」と書かれたマスクを着用した写真とともに民主党に一票を投じたことをSNSに報告、親戚が大統領補佐官や上級顧問を務めるなかで、自身のスタンスを明確にするカーリーに称賛が集まっていた。


昨年に出演したテレビ番組でカーリーは、ジョシュアさんと出会ったのは自身が19歳だった2012年で、トランプ氏が大統領になるずっと前のことだったと明かしており、

「ジョシュアと私はいくつもの困難を一緒に乗り越えてきたわ。彼がパートナーであることは私の誇り。決して平坦な道のりではなかったけれど、彼となら一緒に歩む価値があるの。(ジョシュアさんと一緒になるという)決断は、あと100万回だって繰り返せる自信があるわ。」

とパートナーへ全幅の信頼と愛情を寄せる姿が印象的であった。

画像は『Karlie Kloss 2019年10月23日付Instagram「Last night」、2020年10月27日付Instagram「What’s your voting plan?」、2019年12月1日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)