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フェンディ×アンリアレイジ、太陽光で白から黒に色が変化する服が販売開始

2021年01月07日 21:42  Fashionsnap.com

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フェンディ表参道店 Image by: FASHIONSNAP.COM
「フェンディ(FENDI)」が、森永邦彦が手掛ける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とのコラボレーションアイテムを発売した。1月7日の今日からフェンディ直営点および公式オンラインストアで取り扱っている。

 コラボアイテムは、フェンディの2020-21年秋冬メンズコレクションで発表。コレクションのテーマ「フェンディ流古典主義 (FENDI-fied classicism)」を体現し、森永が2013年に発表した太陽光(UV)で色が変わる衣服のフォトクロミック技術を応用した。ホワイトのキルティングジャケット、ハット、バッグに光が当たるとFFロゴや「FENDI」の文字、アニマリア柄のチェーンリンクが現れるデザインに仕上げた。
 アイテムは、ランウェイに登場したジャケット(58万円)とハット(7万2000円)、アイコンバッグ「ピーカブー」のラージサイズ(68万円)に加え、リバーシブルジレ(25万4000円)やTシャツ(8万7000円)、スウェットシャツ(11万5000円)、キャップ(5万7000円)、パンツ(13万5000円)の計8点をラインナップ。日本で発売されるアイテムは白色の生地に光を当てることで黒色に変化するというもので、天気や場所による紫外線の量で色の濃度に差異が生まれる。フォトクロミックで黒色を表現することは容易ではなく、2013年に発表したイエロー、ピンク、ブルーの3色のカラーを絶妙なバランスで組み合わせることで黒色に変化する生地を開発したという。
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■フェンディ:公式オンラインストア