ロードレース世界選手権のMoto3クラスに参戦するアロンソ・ロペスは、Max Racing Team(マックス・レーシング・チーム)と2021年シーズンの契約を交わしていたにも関わらず、シーズン開始前に契約解除となったため自身のSNSで不満を述べた。
2018年からMoto3クラスに参戦しているロペスは2020年にマックス・ビアッジが率いるマックス・レーシング・チームに移籍した。2020年はハスクバーナのマシンに乗り換えて第9戦カタルーニャGPでシーズンベストの5位入賞を飾っている。
そして11月14日にロペスとチームメイトのロマーノ・フェナティがマックス・レーシング・チームと契約の延長に署名したことをチームが発表して、2021年も同チームで継続参戦することが決まっていた。
しかし、ロペスは契約解除を言い渡され、マックス・レーシング・チームはラウル・フェルナンデスの弟であるエイドリアン・フェルナンデスを起用することにしたという。
「多くの方が知っているように、来年はMax Racing Teamで(ロードレース)世界選手権に継続参戦しないことになった。来年の契約を結んだにもかかわらず、12月に彼らは僕の代わりにお金を持ってきたライダーを選んだので僕は取り残された」
「これで終わりではない。僕は夢を持って前に進み続けるために全力を尽くしていきたいと思う。昨日受け取ったすべての応援メッセージに感謝しているよ」
ロペスが言う通り、MotoGPライダーのジョアン・ミル、アレイシ・エスパルガロ、アレックス・リンスをはじめ、Moto2クラスやMoto3クラスに参戦する多くのライダーが彼のインスタグラムの投稿に応援コメントを残している。